26日当日受け付けまふよお

==2017年11月25~26日==

花田光のビリケン夜話2017年冬

🔶おんりー重松清わーるど。第3弾!🔶

『 青あざのトナカイ 』

~ 重松清・著 新潮文庫「小さき者へ」所収 ~

★サロン・ド・ビリケン・ネオ 3

🔷花田書き下ろしフォークロア話🔷

&読む人たくさんっ

もちろん

Withジャズ・ギタリスト

下梶谷雅人!

 

◆おんりー重松清わーるど。第3弾!◆

『 青あざのトナカイ 』

~ 重松清・著 新潮文庫「小さき者へ」所収 ~ 

(テーマ曲・心震える時) 

11/25(土曜)14:00開演・・①

11/26(日曜)14:00開演・・②

場所:ビリケンカフェ松陰神社前下車2分

木戸銭:2000円・ワンドリンクさーびす

花田は重松先生の作品で、本当に

ビビったものしか朗読しません。

そしてその多くが、

重く暗い作品になってしまう。

僕はこの重松清という巨人の

ある部分に『何か』を

感じる・・。

思い出す・・・

美輪さんが『ヨイトマケの唄』や

『愛の贈り物』で

教えて下さった

■弱き人々■・・・

・・・誤解を覚悟で云うなら

そういう人のひとりである

わたくし花田・・・

わたしたちさまざまに弱い

『まるごと人間』な

その本質に・・・・

船越保武の聖セシリア像のやうに

微笑み、寄り添い、

偽善でなく、肩を叩く

感じが、私にはほんとうにたまらない。

前回に引き続き大好きでたまらない

弱い人が立ち上がるまでの

モノガタリを、

フィクションなのに

真実な、

ザ・重松清わーるど

是非いらしてください!

下梶谷くんと

かみさんと

お迎えいたします!!!

花田拝

 

★サロン・ド・ビリケン・ネオ★

🔶テーマ曲『月夜の浜辺』中原中也🔶

花田書下ろし作品

捧げえええええ銃!(ササゲつつ)

耳男@三宿・自衛隊中央病院』

『出演依頼・実体験者の手記』

他サロンの作家先生方、

またフォークロアな体験者な人びと

参加予定!

11/25(土曜)17:00開始・・A

11/26(日曜)17:00開始・・B

参加費:1000円・ワンドリンクさーびす

旧友からメールが来ました。

僕がこのHP立ち上げて間もなくYoutubeに

アップしたちょっといい怪談『出演依頼』、のネタを持つ彼です。

その詳しい話を彼のブログを教えてもらい読んだ。

これはもう、想像していた以上にもっとセンセーショナルで面白い話だったので、是非ともと、サロンでの

披露の許可を取得いたしましたっ。サロン・ド・ビリケンは、

そうした話をはじめ、この下にやはりYoutube公開中の

陶谷睦さんの作品(←これは聴いてくれた方にしかわかりません。ほんとうにちゃんとした文学作品です)みたく

詩、エッセイ、なんでも披露してもらう集まりです。

この下の方に他の方々の作品の

文字による部屋に飛べるようになってます。

今回今のところ暫定ですが話し手の予定は、

🔶25日には

★ギンガ先生が

『石の変態』

~届いた原稿読みました。彼女らしい生き生きとした生々しいエネルギーに満ちた、危ない話に仕上がっていますね~

そして

『かがわ』というタイトルの

軽妙なエッセイ、

原稿受け取りました。

どちらも素晴らしい作品で

とても嬉しい花田です。

★蛍先生が

『題・未定』

予知夢に関する考察?

~予知夢は、かなり一般的な体験ですが、それゆえ多彩です。楽しみであります~

それから、

★わたくし花田が

『出演依頼』実体験者の手記

~このYouTubeはこのHP開闢と同時くらいにupしたもの~

(花田のYouTube編との対比。実に興味深いですよお。

大スターは実は女性で

僕は改めて読んで驚きました。手紙の落ちて来方がすんげえ!

また大女優、流石!!

涙涙)

🔶さて26日は

★ミカエル先生が

新作を!

『タイトル未定』 

そして、

★ぼりちゃん先生も、26日の夜に!

渾身の一作を!!

ぼりちゃん先生、最近仕事で

異動があり、何やら期待してしまいます。

うふふ。

★Aska先生の先祖との遭遇話を、花田の質問や意見、体験推察を入れつつ

堪能する時間も作ります。

★K先生の箪笥の話に花田がプラス、

某有名映画監督(匿名)の 姪が

体験した箪笥の話を・・・

&

★Mr.M!謎のドMキャラが

花田の、呼び掛けに答えて

鋭意執筆中!との連絡来たる!

いまのところの

参加者の方々

です。

新しい語り手、思わぬ強者,を、随時募集な花田です。

メールにご投稿戴き

わたくしの独断と偏見で

判断させていただきます。

知る人しか知らない、

サロン・ド・ビリケン・ネオ

よろびくっ、びくぴくっ

あ、出た?

★★御予約及びお問い合わせは

このHPの

花田へのメール(メニュー or

このホーム下方の ►花田へのメール)

からだうぞっ★★

★★サロン・ド・ネオは重松先生作品の朗読とは

全く別の企画です。このHP読んで

推測なさって下さい。

ハマル人は嵌ります★★

 

~花田光のビリケン夜話2017夏~

≪おんりー『重松清』わーるどっ!第2弾≫

★勿論 With 超絶Guitarist下梶谷雅人★

《新潮文庫・刊》 

重松清・著

「きみの友だち」

より~

 

『あいあい傘』

ぐりこ』

『花いちもんめ』

 

 

3篇を

いっときに披露!の暴挙を

お許しあれっ!

重松清先生の珠玉の短編連作より。

この世界を音で伝えるには、このヴォリウムに

なってしまうのですっ。

この3つのエピソードのどれが欠けても

不肖・・花田にとっては

ダメ なんですっ。

それでは片手落ちになってしまう・・・・

でっ!苦肉の策、すんません!

それぞれを単体で鑑賞可能にします!

 

 開催場所

◆ビリケンカフェ◆

世田谷線・松陰神社前 下車2分

松陰神社前商店街を松陰神社方向に歩き

キュウズマート(スーパー)斜め先の

「さとう鍼灸治療院」の隣りがビリケンカフェです。

世田谷区 若林4-27-2 パシフィック松陰神社前1F

 

 ◆料金◆

 

1作のみ聴く方⇒¥1500

(ワンドリンク付き)

 

2作聴いてやるぜっは⇒¥2000

(1作目のみワンドリンク付き。

ドリンクを追加するなら一杯500円)

 

3本まとめて聴くう!!は⇒¥2500

(1作目のみワンドリンク付き。

ドリンクを追加するなら一杯500円)

 

★★2日目★★

G+H+I+サロン(←2日目の夜のみ開催)を

通して参加の猛者の方!は

¥3000(1作目のみワンドリンク付き)

と、さていただきやすイグレシヤス

なたりぃ~♪♪♪

◆2~3作品を土曜と日曜に分けて鑑賞することは?◆

◆◆OKです◆◆

このHPを通じたメールで

ご確認下さい。

体調などで、翌日に分けてのご鑑賞も可!

当日受付にその旨お伝え下さい。

★★当日★★

もしもさらにもう1作聴きたいと思ってしまった

もはや変態の方、

受付までお知らせ下さい。

その際追加料金の精算もお願い申し上げます。

当日の追加で、1作につき¥1000(ワンドリンク付き)

の予定です。

【ご注意!】

ワンドリンク付き、のドリンク代は、

最初の1作にのみ付いた値段です。

一杯追加で500円。

ちまちまお摘まみ、おにぎり、なども

ご用意致しております。

 

★★★日時2017年8/12~13★★★

 

◆2017・8/12(SAT)◆

 ◆この日は昼夜に渡り、各話2回ずつの公演です◆

 

~ABC、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

A…8/12(SAT)⇒   13:30開演    『あいあい傘』

B…8/12(SAT)⇒   14:45開演   『ぐりこ』

C…8/12(SAT)⇒   16:00開演      『花いちもんめ』

 

~DEF、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

D…8/12(SAT)⇒  17:30開演    『あいあい傘』

E…8/12(SAT)⇒  18:45開演   『ぐりこ』

F…8/12(SAT)⇒  20:00開演      『花いちもんめ』

 

◆2017・8/13(SUN)◆ 

◆この日は昼に、各話1回のみの公演です◆

この日18時からは『サロン・ド・B』

 

~GHI、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

G…8/13(SUN)⇒  13:30開演   『あいあい傘』

H…8/13(SUN)⇒  14:45開演   『ぐりこ』

I…8/13(SUN)⇒  16:00開演     『花いちもんめ』

 

◆2017・8/13(SUN)夜18:00からは◆

またも開催っ!

●●●

サロン・ド・ビリケン・ネオ 

●●●

(サロン・ド・ネオの解説↓↓↓)

サロン・ド・ビリケン・ネオとは、もともとは

現代民話的体験を、参加者に語って戴くものでした。

ですが、前々回から、フォークロアな体験に留まらず、

自作、

(詩、エッセイ、小説、何でも。

その方のオリジナルな作品、その場でのハナシも、なんでもOK!)

を、演ってもらう集まり、となりました。

勿論、聴くだけの方大歓迎。

現代の民話を集める不肖花田、卑小おはなはん・・・

皆さんの体験談から、

皆さんの作品、

あらゆる『皆さんの表現』を、

ほくそ笑みながら、落涙しながら、

傾聴させていただきやすいぐえしやす

それが花田開催ののサロンです。

サロン・ド・ビリケン・ネオ

今回も猛者が集結!

ミカエル・ユミさん 作の

『借金王 トミーの幸せな人生

~11億円踏み倒しても愛される秘訣~』

ギンガさん 作の

『お気に入りの奴隷』

某バス会社勤務のYくん

こと、『ぼりさん』の語る、

『追想・新宿西口ターミナル』

すみません!花田ほろ酔いでタイトル間違ってるかも?

etc・・

 

LAST……8/13(SUN)⇒ 18:00開始

『サロン・ド・ビリケン・ネオ』

◆◆サロンのみの方、参加費¥1000ワンドリンク付き◆◆ 

御予約は、『メニュー』から、

≪花田へのメール≫

を選択して下さい!

1作だけ御鑑賞ならばADG,の

『あいあい傘』がおすすめ。

2作ならAB,DE,GH,が

ベターです。

諸々質問もそちらで承ります。

勿論花田のスマホ及びPCアドレスご存じの方は

そちらに直接だうぞっ!

よろしゅうにっm(__)m

 

過日、日本語がすげえ御堪能な、海外のご出身の方から

御予約を賜り、驚いておりまして、

ものすごく励みになります。

カミさんに、おいりー君も

国際的になったもんだ、と、

おちょくられましたが、

重松清先生作品の

『音声と文字の結婚の奇跡』

そのお客様にも必ずや御堪能いただけますよう、

精進させていただきます!

 

 

大道芸祭りに参加しそこねましたが

ラッキーにもミホウさんと差しで飲めたのです!そこで、

今からおそらくは17~8年前に

上野の東京都立美術館で観た、人間彫刻、っつうか

とにかく『変な人』の話を振ったら、

その人物の名が判明!寿!!

★雪竹太郎★

検索してみてくりっ?

御賽銭を入れると、

『風神』が『雷神』に。

『考える人』から、

『モナリザ』に。

圧巻は都立美館でしかおそらく有り得ない

遠景の階段に昇っての、

ムンクの『叫び』。

やがて観客を巻き込んでの

ETがオマージュを捧げたミケランジェロの

なんたらいう天井画。

たしか『天地創造』?

そして最後は多人数での

ピカソの『ゲルニカ』。

僕ももちろん参加した。

彼の名前を知ることができた。

今日は気分がいい。

今も活躍中とのこと。僕が今日何より嬉しかったのは、

あの芸が『彼のオリジナル』であるらしいと知ったことだ。

すばらしい!

(ちなみに花田のパフォーマンスとは無関係ですう)

 

★★★日時2017年8/12~13★★★

 

◆2017・8/12(SAT)◆

 ◆この日は昼夜に渡り、各話2回ずつの公演です◆

 

~ABC、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

A…8/12(SAT)⇒   13:30開演    『あいあい傘』

B…8/12(SAT)⇒   14:45開演   『ぐりこ』

C…8/12(SAT)⇒   16:00開演      『花いちもんめ』

 

~DEF、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

D…8/12(SAT)⇒  17:30開演    『あいあい傘』

E…8/12(SAT)⇒  18:45開演   『ぐりこ』

F…8/12(SAT)⇒  20:00開演      『花いちもんめ』

 

◆2017・8/13(SUN)◆ 

◆この日は昼に、各話1回のみの公演です◆

この日18時からは『サロン・ド・B』

 

~GHI、と、物語は時間が前後しつつも繋がっています~

G…8/13(SUN)⇒  13:30開演   『あいあい傘』

H…8/13(SUN)⇒  14:45開演   『ぐりこ』

I…8/13(SUN)⇒  16:00開演     『花いちもんめ』

 

◆2017・8/13(SUN)夜18:00からは◆

またも開催っ!

●●●

サロン・ド・ビリケン・ネオ 

●●●

(サロン・ド・ネオの解説↓↓↓)

サロン・ド・ビリケン・ネオとは、もともとは

現代民話的体験を、参加者に語って戴くものでした。

ですが、前々回から、フォークロアな体験に留まらず、

自作、

(詩、エッセイ、小説、何でも。

その方のオリジナルな作品、その場でのハナシも、なんでもOK!)

を、演ってもらう集まり、となりました。

勿論、聴くだけの方大歓迎。

現代の民話を集める不肖花田、卑小おはなはん・・・

皆さんの体験談から、

皆さんの作品、

あらゆる『皆さんの表現』を、

ほくそ笑みながら、落涙しながら、

傾聴させていただきやすいぐえしやす

それが花田開催ののサロンです。

サロン・ド・ビリケン・ネオ

今回も猛者が集結!

ミカエル・ユミさん 作の

『借金王 トミーの幸せな人生

~11億円踏み倒しても愛される秘訣~』

ギンガさん 作の

『お気に入りの奴隷』

某バス会社勤務のYくん

こと、『ぼりさん』の語る、

『追想・新宿西口ターミナル』

すみません!花田ほろ酔いでタイトル間違ってるかも?

etc・・

 

LAST……8/13(SUN)⇒ 18:00開始

『サロン・ド・ビリケン・ネオ』

◆◆サロンのみの方、参加費¥1000ワンドリンク付き◆◆ 

御予約は、『メニュー』から、

≪花田へのメール≫

を選択して下さい!

1作だけ御鑑賞ならばADG,の

『あいあい傘』がおすすめ。

2作ならAB,DE,GH,が

ベターです。

諸々質問もそちらで承ります。

勿論花田のスマホ及びPCアドレスご存じの方は

そちらに直接だうぞっ!

よろしゅうにっm(__)m

 

過日、日本語がすげえ御堪能な、海外のご出身の方から

御予約を賜り、驚いておりまして、

ものすごく励みになります。

カミさんに、おいりー君も

国際的になったもんだ、と、

おちょくられましたが、

重松清先生作品の

『音声と文字の結婚の奇跡』

そのお客様にも必ずや御堪能いただけますよう、

精進させていただきます!

 

 

★みなさん!ミカエル・ユミさんの大作!!だうですか!

 おお、ギンガさんの『お気に入りの奴隷』

ラスト、2ヴァージョン

でんで、僕待望の、『ぼりちゃん』の、

新宿西口バスターミナル引っ越しの日のお話。

ちんぽ出してしまうガンジーやいずこ?のお話も文章で公開!

僕は今、ほんとうに幸せです。(゜ロ゜)

 ★サロン・ド・B・ネオ、開催前夜、最後に確認したミカエル・ユミさんの『借金王トミーの幸せな人生~11億円踏み倒しても愛される秘訣~』読んで思いました。ものすげっ。すばらしい。みんな、すげえなあ!作家だよ、ンで、作家とか、表現ってさあ、何?僕の常々感じてきたこと、表現の究極(というより本質?あたりまえのことメイビー)は、パフォーマー側と鑑賞側の、質のいいセックス的な?どっちがやってんの?おいおい?ああああもう、とにかく『ありがとう!』に尽きるわけです。ギンガさん、ぼりさん、そしてミカエル、みんなあ!ありがとう!Asukaさん!あなたが遭遇したお婆ちゃんの話、何度聴いても、花田は嬉しい。『『ものがたり』』とは、

きっとイコール『『もの聴き』』なんだよ。★語るとは聴くことと見たり★幾度となく繰り返し語り聴きたくなる物語こそ、ほんとうの物語だ。重松清先生のほんとうに聴きたいモノガタリ。フィクションなのに真実、そういう物語を、わたしはやはり愛して止まない。繰り返します。酔ってすみません。語るイコール聴く。だからわたしは語りたい。そして、聴きたい。この小さな集いを、生きる限り花田続けやすいぐれしやすおいでやす♪

 

以下は前回2017年8月にやった

★★おんりー重松清わーるど

サロン・ド・ビリケン・ネオ★★

に関する過去の記事です。

もっと下は

2017年3月にやった

◆初サロン・ド・ビリケン・ネオ◆

に関する記事です。

     

◆実際にいらして下さったお客様の数◆

カウントが複雑で少し狂いあるかも?      

★当日参加の方、一本のつもりが

三作、のみならずサロンにまで

遠くから参加して下さった方もいらして

花田 感激。海外からのお客様も!

本当にありがとうございました!!

サロン・ド・Bも、びっくり!

これは凄い!花田確信!死ぬまでやりやすいぐれしやす♪

知る人ぞ知る奇妙な時間!

これだけのファンも松陰神社にはいらっしゃるという

★★次は2017年11/25(土)~26(日)で

詳細は未発表ながら夜話とサロン開催決定!!★★(12月ではありません。11月25~26日です。サロンは2日に分けてやる予定。

フォークロアな話中心の日と、どんな話でも作品でもOKな日と。重松先生作品はまだ探していまふ。)

 

 

/12(土)・・A=13:30~

          『あいあい傘』⇒17名様  

      ・・B=14:45~

       『ぐりこ』     ⇒14名様

      ・・C=16:00~

       『花いちもんめ』⇒09名様

 

8/12(土)・・D=17:30~

       『あいあい傘』  ⇒15名様

      ・・E=18:45~

       『ぐりこ』     ⇒15名様

      ・・F=20:00~

       『花いちもんめ』⇒17名様

 

8/13(日)・・G=13:30~

       『あいあい傘』 ⇒25名様

    ・・H=14:45       

         『ぐりこ』   ⇒16名様

     ・・I=16:00       

       『花いちもんめ』⇒16名様

 

8/13(日)Last=18:00~

     『サロン・ド・ネオ』⇒11名様

 

花田光のビリケン夜話2016・冬

~朗読~

重松清 著『ホラ吹きおじさん

新潮文庫刊『ロング・ロング・アゴー』より

~花田の書いた夜話~

『破顔一笑、北見くんっ。』

『ホラ吹きおじさん』へのオマージュ。

実在した愛すべき青年の話

~With Guitarist下梶谷雅人~

皆様ありがとうございました!

★ブログ『ホラ吹きおじさん』サロンの感想はこちらに★

に皆様の御感想あります。

サロン・ド・ビリケン2016・冬

~With Guitarist下梶谷雅人~

 

♪2016年11月某日♪

ギタリスト下梶谷氏と

二度目の打ち合わせ

◆コーリング・ユー◆

で、一致っ

うむむむむ

♪美しい♪

~ギターは伴奏ではございません~

声とのコラボを

ご堪能あれっ!

◆百見は一っ聴に如かず◆

♪聴かせます♪

 

木戸銭~ワンドリンク付き¥2000当日清算

★日時★

2016年

12/3 土曜 14時 開演・・① (御予約・現在13名様)

 

12/3 土曜 18時 開演・・② (御予約・現在17名様)

 

12/4 日曜 14時 開演・・③ (御予約・現在26名様)

 

の3回公演です。

 

重ねまして

・・・夜話最後の夜に・・・

サロン・ド・ビリケン2016・冬

~With Guitarist下梶谷雅人~

開催っ

木戸銭~ワンドリンク付き¥1000当日清算

★日時★

2016年

12/4 日曜 18時 開始・・④ (御予約・現在18名様)

 

2016年9月の

ビリケン夜話2016秋

重松清・作『秘密基地に夜七時』

「季節風・秋」所収 文春文庫刊

花田の小説(小さき仮説)

『超能力には御用心』

及び

『サロン・ド・ビリケン』

情報 以下しばらく

   

皆さま、ビリケン夜話、そして、サロン・ド・ビリケンを盛り立てて下さり有難うございます!初日、昼の夜話が22名様、サロンが17名様、二日目も昼が22名様、夜が17名様と、大成功でした。忌憚ない感想をの『お客様の感想』の方にお願いいたしますm(__)m

 

当日駆けつけて下さった方々。サロンでのお話を頼んだら、もうほとんど小説のような作品を披露して下さった方々。それも複数!!!!ご自分の体験談を語って下さる方々の顔が、僕は大好きです。そして下梶谷雅人氏の正に奇跡のギター!サロンの話者に合わせて奏でるなんて!僕は冗談抜きで、生まれてこの方で一番幸せです。ただ唯一残念だったのは、浅草雑芸団の長であられ、民俗学や様々な分野に造詣の深い上島敏昭さんの『コナン・ドイルと奇術師フーディー二の話』が、初日しか聴けなかったことでした。年表、そしてコナン・ドイルが本物だと公言してしまった妖精の写真などもプリントして来て下さり、とても興味深かったですが、ビリケンの空調に長時間晒され体調を崩されてしまい、二日目にはお話しを伺えませんでした。

 

このビリケン夜話という企画を思いついた当時、朗読作品は重松清作品しか絶対に有り得ないと確信し、ヨーゼフ・ロートだけを唯一例外に全て重松先生の作品で演ってきました・・。このことも僕の固い意志で、ますます確信を深めています。重松作品の宣教師になろうかという勢いです。いえそのつもりです。さまざまな複数の奇跡が重なり、本当に生きてて良かったと思っています。あとどれくらい生きられるのか、気になります。傍迷惑にも、どんなに馬鹿にされようとも ほんたうのライフワーク、夜話とサロン、始めて良かった、ほんとうに良かった。続けて参ります。生きてる限り。いまさっき、下梶谷くんと、仮押さえの日取りメールで確認。僕も事務所に確認の上NG出して、うまくすれば年内、またやります!!重松先生の、あまりのも有名な短編代表作を演るつもりです。サロンも形式を少し考慮して、さらにディープに、いきまっせええええ!

 

どうかみなさん!『ビリケン夜話2016秋&サロン・ド・ビリケン』忌憚ない感想、『お客様の感想』にお願いいたします!花田の秘密の夜話については  シィイィイィ・・・っておしっこちゃいますからああ。

 

酔って宣伝、ピップエレキ版の、あのピップの,現金具、もとい、

 

ゲンキングさんのストッキングのCMナレ花田っすう。みんな穿いたって?ピップのすとっきんぐ、あたいもはきたあああい  

 

あと、NHKBSの、Bリーグのスクラッチ?っていうらしいんですが、各チームの応援の文句、花田です。叫んでます。2016年9月25日さっき総合テレビで『がんばれ三河!』っつうのを確認しました。BSではなかったす。がんばれ渋谷!とか、なんでそんなにチーム多種多様やねん?頑張れ琉球!・・・・たしか全チーム叫びました。よ・ろ・ぴ・くっぴくぴくあっ・・・・・・・(-_-)zzz2016 9/23未明 記すのを加筆

 

2016年、9月17日、ビリケン夜話初日無事終えました。サロン・ドビリケンを含め、物凄く濃い6時間近くを、あるがとうございました。きっと、ブログに皆様記して下さることと思います。作家としての作品を提供して下さった方が何人もいらして、誠に驚きました。全く、表現っていったいどんなことなのだろう?ここで今夜したことはそれ以外の言葉で呼ぶとしたら何?と 感じた。九州在住の芸術家、Sさんが送り届けて下さったCDを今店で一人聴いています。明日、いえ、今日がどんな日になるのか?

  

奇跡に・・・ただただ茫然。僕が今年前半に、車で探して探して辿り着いた、大島渚ちゃんの墓。居丈高でなく いかにもあの方らしい静謐で、シンプルでかつアバンギャルドな、イサム・ノグチの弟子のなんたらさんが何処だかの海から持ってきて切り出した石に、明石海人の言葉が書かれた(・・・写真めんどくせえしざあといからあんまり貼る気はありませんが・・・)それはそれは素敵な墓でした。近くに咲いていた野草を供えて帰ってきた。・・・何よりも、あまりにもひっそりと在り、大島渚という巨人の奥ゆかしさを感じた。辿りつきたい奴にしか決して辿りつかせないぜって感じだった。職業には貴賤は無い、人間に貴賤がある!と叫んだ渚ちゃんらしいなと思った。くだらねえ奴には会いたくなかろおもん。・・・・・その渚ちゃんから物凄いプレゼント。昨夜びっくり。おかげで寝れません、本日ゲネなのに、16日今朝の六時半。サロンで話してくれるMさんは、大島渚を見出したTIプロデューサーの娘さんだったと判明。そりゃミカエルだろっ   W(00)W

 

嬉しく頭が変になりそうな はなだふとる拝 寿っ天晴っ!

 

いよいよ、『ビリケン夜話2016・秋』&同時開催の『サロン・ド・ビリケン』目前どえす。多分始まったら更新不可能なので今のうちに書いときます。このHPのブログのコーナーに感想、お願いいたします!重松先生の作品、サロンの方の感想は、ストレートに書いて下さい。しかし、今回の花田のオリジナル『超能力には御用心っ』の感想は、花田の語った内容が、予測できないように、内容を伏せてご記入下さい!!他者を傷つけたくないのです。ですが、真理や自由や、根源的、な、ナニガシか を求めたら、こういうことは語ってもいいのだと僕は思う。ですからご多忙な中いらしていただいた、懐を痛めて聴きに来ていただけた方々のみにお伝えしました。口外はしないで下さい。信じて話しました。  花田光 拝 9月吉日記

 

ビリケン夜話2016・秋 With・超絶ギタリスト下梶谷雅人

 

2016年  9/17土曜  & 18日曜=各15時 開演!! ⇒◆花田光のビリケン夜話2016秋朗読・重松清先生・著作『秘密基地に午後七時』・・「季節風・秋」所収・文春文庫 刊 企画協力 文藝春秋 & 花田の小説(小さき仮説)『超能力には御用心っ&   同日夜・開催!⇒◎ 9/17土曜  &  18日曜 =各18 開始!!⇒◆『サロン・ド・ビリケンA&B』   ~夜話 サロン 共に開場は開演時間の30分前です 今回  若き 熱き プロの超絶ギタリスト 下梶谷雅人とのコラボっ。 超絶っ悶絶っなんて贅沢っ!唄とGuitarってのは かう使おうぜっ つう実験っ 乞う御期待っ!!!  m(0o)w 

 

今回は構成上、重松清先生の作品の朗読から先に上演いたします。

 

このところ様々なシンクロ二シティが重なり、驚いています。花田の仮説の物語り終了後に、特別に許可を得て、某クラシックのボーカリストで、作曲家の女性の唄を、『花田がオマージュ&反オマージュを込めて最後に唄った曲』を、同じ訳詞で歌って下さったものをお客様退場と入場時間の間お掛けします。聴き逃さないで下さい!!

 

9/1715時・開演、重松清・著『秘密基地に午後七時』朗読&花田の小仮説『超能力には御用心っ①⇒≪20名さま     9/1718時・開始『サロン・ド・ビリケン・A⇒≪15名さま            9/1815時・開演、重松清・著『秘密基地に午後七時』 朗読&花田の小仮説『超能力には御用心っ②⇒≪19名さま      9/1818時・開始『サロン・ド・ビリケン・B⇒≪14名さま

 

↑↑御予約はこのHPのメールにてお願いいたします。個人的に花田の連絡先ご存じの方はそれなりにm(__)m↑↑

 

↑↑↑今回の重松先生作品『秘密基地に午後七時』掲載の文春文庫『季節風・秋』の後書きに・・・・こう、作家は記しています。・・・「おまえはどんなものを書いてるんだ?」と問われたなら、きっと「これを読んでくれればわかります」と、この四冊を差し出すだろう。・・・()・・・気に入ってくれる色があるといいな、・・・・重松先生、僕は『秋』から この色、プルシャンブルーとビリジャンを混ぜたやうな、夜の深く哀しい、しかし暖かい色、を選びました。大好きな重松清 色見本の中から。

 

↑↑↑↑場所:『ビリケンカフェ』世田谷線・松陰神社前 下車2分。『花田光のビリケン夜話2016・秋or木戸銭:2000円『サロン・ド・ビリケンAorB』参加費:1000円。両方ともワンドリンク付き。

 

ビリケンカフェ:世田谷線・松陰神社前 下車2分.松陰神社前商店街を松陰神社に向かって歩き『キューズマート』(スーパー)の斜め前『さとう鍼灸治療院』の左隣りが『ビリケンカフェ』です。住所:世田谷区若林4-27-2パシフィック松陰神社前1F

 

今回の ビリケン夜話、グレードアップ!9月に入り 浅草雑芸団 上島さんと、若林さん、ビリケンオーナーに観て戴く。重松先生作品の安定感は元より、今回オリジナル書下ろし小説(小さき仮説っ)の迫力、面白さここまでこの問題に言及した人がどれくらいいるのか?人間性の本質にメスを入れます。つまりある意味純文学でしょお。格別な奇談を通し芸術する者のベクトルと特異なる感性の使い方への祈りまでギターと歌の絶妙感、またオリジナル作品のテーマ曲・冒頭(これも花田式コラージュ・オマージュです)に意外に喝采を戴き、たじろいでいます。表現ってしちゃっていいんだね。マジでやれば、伝わるんだと感動。下梶谷氏との出会いの驚き。ちょっちびつくりです。見逃したらアカンですよお?!自分で云うのも何ですが 結構嫌味の無いハイブローな話ざんすっ? そして、実験的同時開催の『サロン・ド・ビリケンA&B』爆面白確実! 17土曜のA(あくまで予定です)には、このHP内『文章な夜話・そいつあ~オスだよっ?』に掲載のKくん登場!北陸の超高級旅館の仲居を経験した流浪の女性の珍体験談。御祖母ちゃんのワンピースの話。墓参りで帰れない話。引っ越し先でやたら火事を見る話。この人にはもう会えない確信の話。関越に乗れなくて中央道に乗ってしまう。都内大雪なのに帰してくれた死者.鼠から守ってくれた話。鴉の知らせ。動物シリーズ。年の瀬にみんなを自分の葬式に呼ぶ強烈な人。『気配』の話 他・・・コナン・ドイルと奇術氏フーディー二の話(←切ないっす。フーディー二って いっぽん気!)ミカエルな彼女の山盛りミカエルな話(何が凄いってミカエルより話者のMさんが凄いっ!爽やか過ぎて 必聴必聴!爆笑!)、読心エスパーの元彼(霊感・野生・歪みには原因あり。異様な能力の発達の陰には・・むふふっ)の話。風水的行為の効果について結構濃い?雑談,は17土曜と18日曜両日聴けます!◆★18日曜のB、『噛んでも血が出るだけだからあ』と云うのが口癖の?、佐賀県に実在した男女逆転兄妹?の謎の店に遭遇したハナシをしてくれる人登場!?湖の周りをワープした話。動物シリーズ他この方々は今ある事件の渦中に居られ、参加が危ぶまれておりますが、ひょっとして途中で参加して下さるかもかもカムオオオンン!?・・北陸のストリッパーもといっ仲居っ!仲居さんの話は18日も聴けゆ?!あとあと!ななんと!心を読むシアトルの恋人、動物くんとも話し、とんかつをネコババした猫から告白されたと、通訳し、その裏も取れたハナシ・・も、二日に渡って聴けるぞおお!それはもう大騒ぎさっ!あ、そうそう、シアトルの恋人の ひいお爺さんは浅草のやくざで、ひいお婆ちゃんは花魁、だから超色が白かったんやとっ。さ・ら・に ご先祖さまは忍者じゃじゃあ!どうじゃあ!!!てんこ盛りこてっこての2時間!盛りだくさん!17,18で、話をして下さる方が替わる場合もありますm(__)m

 

今回のサロンはオモシロ参加者目白押し!!フォークロアーな話の範疇を拡大せざるを得ないっす。

 

 

 

 

◆◆◆予告!2016年6月記す。数ヶ月以内に、ビリケン夜話オリジナル大作演ります。面白す。これは小説でつ。意味的に、一個人の立てた小さな仮説、という意味にこの言葉を使うなら、これは小説です。おたのちみに!!!!(^^)/8~9月までにはっ。内容があまりに過激でかつ鋭すぎるため、録音など一切しません。これはフォークロアな話の中で別格であり、いらっしゃる方々の意志に委ねますが、人によってはかなり御立腹の内容ゆえ、開始後退場もOK返金いたします。ただし外で内容において一切口外なさらない確約を戴きます。

ビリケン夜話2016春『おんりー◆重松清◆わーるど』延べ78人のお客様にご覧いただけました。ありがとうございます!

『哀愁的東京』を演るのは物凄く疲れた。重松先生の作家としての、澱のようなものを感じた。その澱はまさしく重松ワールドのハナタレ(最上の甘露酒)のようなものでもあるはずで、それにアテラレタのかもしれない。楽日が終わり、運悪くバラシを手伝わされた『ゴドーを待ちながら』くん と店のフローリングの床に目覚め、差し入れの一升瓶を日本酒党だという彼と二人で空けて、僕はそのまま出かけた・・・・。待ちながらくん かたじけないっ。僕は何故か酔った頭で四半世紀前の迷画、鈴木則文・監督、筒井康隆・原作の超迷画っ『文学賞殺人事件』の佐藤浩市の台詞を思い出していた。『何が私怨だ!!私怨じゃない文学なんてあるかよ!ばああああか!!』 重松さんの短編世界の深みに・・・僕は嵌ったやうだ。大好きだ。苦しいよ重松さん!これこそ文学でしょお!!!!!某おためごかしの紙屑製造機ノーベル賞候補とは雲泥の差だ。人間の闇や愚かさをここまで平等に描く作家を僕は知らない。小説数読んでないのでかわかりませんが、脱帽。めえぇぇ・・・。・・・・演ることはないだろうが『ほらふきおじさん』の痛みが好きだ。めえっえっえっえっえっ・・・・・・。嗚呼重松さんの澱が、僕は実に!好きなようだっ。↓↓↓◆以下、テーマ曲について◆

◆◆◆哀愁的東京勝手にテーマ曲『ありあまる富』椎名林檎◆◆◆ (無断使用お許し下さいm(__)m) 御来場下さったお客様のひとりひとりに、自分が手で書き写した歌のコピーを手渡し。開演までその曲を延々かけ続ける。 オープニングは蝋燭9本に火を灯し『ありあまる富』を、しつこくどあたまから半分以上また聴いていただきます。蝋燭を一本づつ消して行き、一本のみ残して第一章『マジックミラーの国のアリス』に入ります。ラストシーンでまた同曲ラストの歌詞の終わった部分から掛けて終了。  後、この作品の簡単な解説。主人公の絵本の秘密について語る。(絵本のあかねちゃんについて。ピエロのビア樽氏に殴られ主人公が二度と絵本を描けなくなったはなし。)・・・・   休憩10分(←その間、東京事変の『化粧直し』をまたリフレイン。)

後半の開始は、同曲を長谷川きよし氏が唄っているアルバムの曲に、(蝋燭1本点けて)ユニゾンで花田ワンコーラス唄い、最終章『哀愁的東京』に入る・・・・。 またラストは、前半と同じく『ありあまる富』の歌詞終了後のエンディング部分流し、残り8本の蝋燭に火を灯し、全9章を象徴するかたちにして 終了。★天才の作品というものは、他の天才の作品と呼応するものだと、ずいぶん前から気付いておりました。それをやってみただけです。性交もとい!成功したと思っています。なぜならほとんど全員のお客様が、『ありあまる富』の僕の手写しの歌詞の紙を持ち帰って下さったからです。あとでそれに感想を手渡しでくださった素敵な方は、曲が素敵でしたと書いてくださっており涙しました・・・・。ありがとうございました。重松清先生。椎名林檎さま。長谷川きよし様!!!!・・・・m(__)m(^^)/

 

■アドバイザーとして毎回お願いしている浅草雑芸団座長の上島さんの辛口コメントが、
今回の出来を象徴しています。
『すごく面白いんだけども……、聴くものじゃないよ、他の章を読みたくはなる』。
←花田の答え:作中の…例えるなら、エロい言葉の数々…
それに引く人も何人いらっしゃるかもしれん。
しかし、誰かが演らなければ
『重松清』という巨人に出会えない人が世の中にはいるかもしれないじゃない?…
と花田は思います。
その短編の『美事さ』と云ったら……。音に出来るんです。
重松先生の作品は花田にとって『ただただ、声にしてみたくなる数少ない小説』『宝物』なのです。
確かに本来、目で読むべきものでしょう。
ですが聴いて素敵な、稀有な作品群を前に、ことば音を愛でるわらくしが演らずにいられましょおか?!
わたしは、この『言葉、文字で描く芸術家』に単に感謝しているに過ぎないのかもしれません。

 

■作品案内:重松清先生の小説が、読むだけで映像が浮かぶ作品であることに気付いて足掛け早四年!?
今回は執筆された当時の重松先生自身と、かなりシンクロするかに見える主人公。彼を取り巻く人々、そして通り過ぎて行く人々、重松ワールドの登場人物たちは皆一様に『哀しい』。
フリーライターとしての仕事にも、作家の仕事と共に、全身全霊のエネルギーを注がれて来た重松先生の人生が見える気がする。文章にして吐き出す『生き物』重松清の凄まじい秘密を垣間見るような…紛れもなく『特別製』な作品、全9章の中から、第1章と、最終章をお届けします。わかる方にはわかるはず、です。重松清すげっ…!!!!

 

僕は、こんな美しい物語を、こんなに厳選された平易な言葉を選んで!おそらくは、いいえ!絶対に!目の不自由な方に、完璧!!に分かるよう!
また、凡夫のわたしに分かるように
描く、描こうとする作家を、わたくしは今のところ、他に知りません。
不世出の巨人だと思います。
宣伝が下手で、性格悪いので集客出来ないわたくしでございます。  m(__)m
あ、あとテーマ曲がありまして、何故か椎名林檎です。
変でしょ?これが、おまーじゅコラージュ、僕の手法なんですm(__)m
なにしろたったひとりで運営してます。よろちくっ。一般で云う朗読とはちょい違います。みんなの知らないものをやりまっしゅ。
《日時》
5/2・月曜・18時開演…①
5/3・火曜・14時開演…②
5/3・火曜・18時開演…③
5/4・水曜・14時開演…④
5/4・水曜・18時開演…⑤

★素敵なんです。来たれっ何かを感じた未知の方々!&返信下さらない方の一部?
重松清わーるど…是非いらして下さい!!!お願い申し上げます。

         花田光 拝

P.S.『何かいい話があって、それを語る相手がいる限り、人生捨てたもんじゃない』……イタリアの作家?戯曲家(『海の上のピアニスト』、の作者の、その作中の言葉です)
たった一人でも聴きにいらして下さる方がいれば、僕は語り聴かせを辞めないでせう。ほんとうです。ただそのお客様が堪えられるか、のみです危惧するのは。演ずる場所がある限りわたしは読み聴かせを続けて参ります。
          かしこっ光子っ

 

今回は花田のオリジナル夜話は演りません。惚れ込んだ作家先生の作品はやはりちゃんと紹介したく。わたしはこのあまりにも大きな作家さんの全てを知る者では決してありません。お宅的愛とは程遠く、ただ、今まで出会った先生の作品から、≪ある特定の、なにか、うまく云えないのですが、ある特定の『匂い』を嗅ぎ分ける≫わたしが、どうしようもなく 居るのです。★いつも書かれた言葉を目にし、それを喋ることを生業とし、声の職人には決してなりたくないと無意味にあがく、このしがない売声の徒が、はたしていつまで食えるかとかまったく無関係に、・・・・・・人に読み聴かせたい素敵な物語をさがしているワタシという『それなりに文字,音化することを偏愛する者』が見つけた、私だけが見つけた重松清 を 演ります。是非!御来場あれっ!!

 

わたしの朗読は、その昔、若い日に、『戦場のメリークリスマス』を観て大島渚監督に、ありがとう!で始まる何十枚の手紙を書いたこととなんら相違ないものであります。感動したもの以外私は誰に頼まれたって決してやりません。ビリケンではね。いつまであるかわからない ビリケンと東京ではね? 嗚呼…哀愁的東京・・・僕は東京タワーの近くのスタジオの仕事があると無意味にときめく。東京タワー・・・あんなセクシーな塔は僕には他に無い。夜に首都高から垣間見えるスカイツリーが「あれっ?意外にブレードランナーやあん」と思っても、あの、なんだかサムライな・・・空から降り下ろした日本刀の切っ先のようなラインのあの塔が、世代なんざ関係なく、・・・・嗚呼 東京タワーを見上げるのが私は好きだ。そして角川文庫の『哀愁的東京』の装丁に『彼女が天からの日本刀を受けて立つ 颯爽と!実にマゾヒスティックで健気で切ない姿』があったことがこの作品を手に取るきっかけになり、あの東京タワーがこの作品のすべてを語っているのだ。何十年も前の長谷川きよしの唄にこんなのがあった。エピダウロスとかいう・・遥か・・おそらくはギリシャの野外劇場の遺跡で録音された『遠く離れたおまえに』・・・・・・・♪♪♪♪遠くう離れてえ,暮らすお前にぃ・・こんなぁ気持ちがぁわかるだろうかあ?病んだ都会が、田舎出の男たちを、やさしくう包んでぇくれるのを♪ 時には牙を剥き、時には嘲り、そしてぇ時にはぁ項垂れたままぁ後退りしても、俺はこの街を離ぁれないい♪恋人たちのシルエットも・・荒んだこの街の出来事にもっ、まだぁ涙があっ流せるうぅぅっかぁらさあぁ~♪遠くう離れてえ暮らすお前にいこんな気持ちが分かるだろうか?病んだ都会が田舎出の男たちを優しくう包んでくれるのをおおおおおおおお・・・・・・・・・・♪♪♪♪

(何事かを成さんと、あるいはそんな大それた目的も無く、とりあえずこちらに出て来てみた、諸々の!!!若者たちが、ある者はこちらに残り棲息し続け、ある者は志半ばにして、頓死し、ある者は尻尾を巻いてここを去り・・・・嗚呼そういえば わたしは一度そうした・・・でも腐った田舎には居場所がなく、幸運にもこちらに還って来れた、神が居るなら『ありがとおお!』・・・・・昔若い日にある人妻と不倫をした時、あんたはこっちに残るわね?と云われた。物凄うくイヤラシイひとだった。感謝と共に思い出す。そのひとのあまりにも刹那的な生き方に、きっと今や頓死していることを確信。あ、その人が田舎出だったか東京の人だったかはわからないが、きっと地方の人だった気がする。でなきゃそんなこと云わないだろうから。(僕は、生まれた時から東京の旧友が、田舎出の者を何気に蔑むのを見るのが好きではない。そういう奴にろくな人間はいない。少なくとも女にはモテない輩だ。田舎人で何が悪い?頑張って何が恥ずかしい?)まあ、東京、という場所は、兎に角ひとを呼び寄せる場所なんだ・・・・何事かを成さんと、いや、とりあえず東京でしょおおお、・・・・どっち派であれ、多くの若者≒馬鹿者、を呼び寄せる場所 なんだ。東京!僕は好きだなあ。大好きっ。おんなに云うみたいに繰り返す。大好きだよ!お前が!!おまえでなきゃだめなんだ。だって誰にはばかることなく、ほんとうに自由でいられる場所だからここは。わたしが生きていける場所は、やはり東京だったみたい・・・。父が数年前死んだことが大きなきっかけになった。あれ以来わたしは仲のいい兄弟を演じる必要がなくなったから。母の葬儀には出なくて済むだろう。田舎には 二人だけしか会いたい人が居ない。こちらで会った数人を除き。すみません。中津川が、どうしても好きになれない。ぶっちゃけ嫌いなんです。出てホッとしている。田舎は嫌だ。ああああああいやだいやだ。)

・・・田舎から出て来た者にしかわからぬ東京 も あるかも?

 ≪付記≫僕が初めて出た 東京だけの高校の同窓会で、旧姓Iさんが云ってた。こちらに来ている人って、何かしら向こうに居られない人なんじゃないかなあ?・・・・僕なら云う。居られないきっかけをくれた人たちや、事象に感謝!田舎に居てダメな奴も居るんだ。それは多分人種的な、あるいは精神疾患的な適正かもしれない。僕は東京が好きだ。楽だ。血の、濃く交じり合った、八つ墓村的な(イメージでは古尾谷雅人畢生の迷演技の『丑三つの村』←<猟奇的映画の筈が見事な青春映画に見える不思議。犬丸継男くんぼわんぞわあああい!あれは名作だよ紛れもない>的気持ち悪さ)どろどろの人間関係が嫌だ。どこかでみんな親戚なんて気持ち悪かろおもん?!外にはじき出された方が幸せに決まってんじゃん。昔、『恵那雑巾』とうい言葉を誇りに思えと、自分が尊敬していたO先生が、熱く語って教育委員会に去った。恵那雑巾とは、彼曰く、恵那や中津川近辺の人間は要領が悪く、名古屋辺りでは、奴らは雑巾のように使ってやれ、と云う意味で用いられた言葉だ、とその時は理解した。馬鹿にされ、恵那雑巾と陰で蔑まれ使われてきた、と熱く語っていた。『被害者意識も甚だしいよ』。今の私に云わせれば。後に、『恵那の雑巾に中津の旦那』、という言葉と共に、その意味をこっそりと語ってくれた幼馴染が居た。彼によれば意味は全く反転する。恵那の奴らはケチだから、奴らの使う雑巾はボロッボロだぜっ!せっこおおっ!&中津の旦那はドケチで人使いも荒く手に負えないぜまったく、という意味らしい。教えてくれた彼には感謝している、そうだ、外からの眼の方が正確だ。ある意味キレイはキタナイ汚いは綺麗。物事には裏と表がある。どっちも嘘じゃない。もっと謙虚に行こうぜっ。ヤナ部分を認めるべきだし、血は薄めるべきだよ!移民大歓迎!とにかく僕は血が濃いのはいただけない。何を云っとるんじゃワシ?おやちみんっ。ああ田舎にまた唾しちまった。やな奴っ。でも嫌いなんだもん。ろくな思い出ねえよ。肉親なんざ糞くらえだよ。

 

2016年4月18日の段階で、宣言いたしましっこおじょじょじょじょおおお、洩らしつつ、音効アバウトながら決定し、嗚呼わたしは天才なの?とまではいかずとも、私の直観通り、今までの最高傑作になることは間違いないです。私のファンはいいのです重松清を偏愛する諸兄弟姉妹、今回花田超絶ストライクな選択であり、何より、何よりっ、音効のセンスに関して、我ながら、すみませんッ あっぱれ!

っ天清っ!!!!嘉門勃つ夫っ花田から牛乳うううう、ではッ.

PS:むかああああし、痔にいいはボラ偽のオールっ♪って唄ってったってミュウ寺社ンの方から聞いたはなしですが、日本では作詞や作曲は評価されても、編曲家が評価低いのが文化の低い証拠、と嘆いてらしたのをふと思い出します。僕は何度も書いてますが、コラージュ、オマージュ、贋作って何?的アプローチでは僕の正解な気がしていますだって合ってるし、OっKやあんッ。まあとにかくいらしていただけた方にしかわからないのがこうしたパフォーマンス。くりかえします。重松ファンの方集まれ!騙されたと思って。来ないだろうけどさ・・。◆◆あっ、極めてオジジでお恥ずかしいのですが、パソメールをシャットアウトしてるガラ携帯に、一部のスマホはショートメールもなんも送れないんですか?もしそうでしたら僕の携帯ご存じな方でもHPからお願いできますか?そのうち、タブレットとガラ携帯に替えHPからの返信早めるやうにしますm(__)mまあそんなことで切れる縁ならそれまでかもしれませんね。まっことすみません!!!

                           

◆『サロン・ド・ビリケン2015』三島大会 花田の中で個人的に総括!?諸事情で皆さんに夜話2015、含め、お礼メール出来てなく恐縮至極m(__)m花田拝 取り急ぎ乱入力m(__)m

今回のサロン・ド・B誠に面白く。本来の目的(現代民話的記憶の連鎖的蘇り)からは離れてしまったものの、(前半にお話し下さった貴重なな方々の『話たち』は後日不肖花田、また詳細是非伺いたく!)、後半、★話者、瀧澤さんの言葉、『あなたには、人生を変えた映画がありますか?』 にはじまる熱いトークは、実に素晴らしかったと わたくし思います。瀧澤ファンの皆様には邪魔だったかもしれぬ、ちょいちょい挿んだ花田のちゃちゃ、お許しくださいm(__)m たしかに三島氏は云った。映画には人生を変える力がある。でも僕は云う。それは三島由紀夫だからだ。本来映画をはじめあらゆる芸術作品(人間の手によるもの以外を含む)の方に実はその力はない。変えるのは、変わってしまう選択が出来るのは、反応した『一個体』のほうなのだ。芸術的力とはおそらく作品にはない。作品と、それに出会った者との間に起きる反応、は、走った電気の量でもない。その反応を勝手に育てたその人個人の『愛』だろう。実際愛を持つ人がどれほどこの世に?すぐ消える愛。うそつくでねえ! 要するに一瞬気が狂うの含めて愛とするなら、ずっと何かに痺れ続けている人は、かなり幸せで、また、ある意味純粋で、阿呆な、ある意味狂人なのかもしれない。狂人である時間がより多い人がゲイジュツカかもしらん。才能もいるけどね?才能と云えば昨日渋谷BYGでの松千さんLive素晴らしかったす!アンコール二回!んで考えたす。わし音楽のことよくわからんのじゃが、あのドラム何?すんげっ!わし考えたす。ドラマーって何?すげっ!あいつすげっ、唖然・・。これは、はたして技術かい?いやいやちがうだろお どう考えたって、技術以外の何かが無いと『あんなもんは醸せまい』。しかも溶け合ってる。あ、m(__)m話もどします。滝澤さんはあの映画で人生が変わった。熱い話!赤穂浪士の切腹最中!あのフォルムといったらっ。花田は 人生こそ変わらなねど、強烈どインパクト映画を挙げた。

ベルナルド・ベルトルッチくんの『1900年』。コミュ二ズムぼわんざああい!の映画だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(この映画はハリウッドのスター俳優を多数使っているため、原音は英語での収録なのだと云う。だが日本での、世界唯一だった?全編5時間一挙放映時、『イタリア語吹き替え版』だったのだ。僕はそれを観て、いや聴いて、魂ごと揺さぶられた。おそらく、ではなく確実に、晩年映画の話しを芸にまで高めたマルセ太郎氏が、まだそれをやる10年以上は前に、お昼の演芸番組で、猿のものまねの後、いきなり『1900年』の、主人公オルモとアルフレードのイタリア語の会話を何の脈絡もなくやっていたことからも、マルセ太郎は 映画の話に『1900年』を演られていたに違いない。1900年をDVDでご覧になる時は、絶対に!!!!イタリア語版で!英語版は実に残念です。たとえデニーロでもドナルド・サザーランドでも!これだけはイタリア語でないとまったく意味がない、何故か・・どーしてかどーーしてもイタリア語版で観て欲しかったんだよう小沢昭一的心)・・・・・・・・・・・・・・・・・昔、極右の参院戦候補者が、松本善明氏(日本共産党の大物。最初の奥方は、いわさきちひろ)の事務所前を宣車で通過する際,『彼は大した奴だ。敵ながら天晴』と襟を正していたことを 鮮明に思い出す。若松監督が連合赤軍描いたあと、三島事件を描かずにいられなかったことはあたりまえなのかも。そして企画協力に かの鈴木邦男氏が関わったおかげで 登場人物なんと全て実名で映画化されたという。その鈴木氏が秘かに客として来店していたサロン・ド・B。しかも瀧澤さん 地道に下調べをして、クリアファイル入りのレジュメまでご用意下さり大感激!僕のリクエストに応えてくださり、Vの字に並んだ かの平凡パンチ掲載写真にそっくりに並んだ井浦新さん達 役者の写真と ホンモノの楯の会の写真の並列掲載他スバラシイ♪・・・ポール・シュレーダー監督の『MISHIMA』の、うっかりムック本の付録になっちゃった事件?や(・・・・この『MISHIMA』若い時花田も偶然楯の会の若者のオーディション受けました。落ちましたが。当時防衛庁≒現在ミッドタウン の隣りのビル←現存 でバイトしていてオーディションに絡んで奇怪なことがあったのですがその記述見つからず、話すのを断念しました・・・・)えとせとら。三島の書簡持参の方がいらしたり、よど号ハイジャック事件に『先を越された!』と云った三島の真意を語る方がいらっしゃったり、(個人的にアレがいちばん僕には受けました)お名前は出しませんが、なにしろ知る人ぞ知るお歴々参列の、二度と有り得ない濃厚すぎる会でした!しかもお歴々普通に参加費いただいてますから(^^)/

僕はこの機会に、『11,25自決の日・・・・』二回見直しました。仕事の前後で疲れていて、瀧澤さんと演る約束をした三島と森田のシーン(←意外にちゃんと出来てびつくり!)をチェックするのみのつもりが、二度とも全編観てしまった。あの作品は賛否両論ありましょうが、やはり名作(迷作←リスペクト込めて)です。若松孝二監督の、正直さ、まっすぐさ、大島渚的、短時間でドバっと撮ってゆく潔さに 脱帽です。俳優たちのテンション。そして何よりも、足を骨折していた主演俳優、井浦新氏の 三島  すばらしい。とくに市ヶ谷の あのバルコニーにおける演説は 泣けて仕方がない。小学校の時に、私は 子供心にも みじめにしか見えなかったあの演説を・・・新さん かんっぺきに演ってらした。三島さんは溜飲が下がったのではなかろうか?あれはただの映画ではない。あの俳優さんというかアーティストさんには、おそらく 英霊との通信装置があるのだらう。倉本聰の『帰国』の、あの兵士といい・・・。三島の解釈、あるいはさまざまなイデオロギー的諸問題はさておき、あれは 素晴らしい映画作品だ。小生 大島渚監督の通夜に一般人として(有名人の葬儀に初めて行った。昔『戦メリ』を観て参った小生が、『ありがとうございます!で始まる長い長い手紙を大島監督に送った。あなたという芸術家を僕は勘違いしてました!すみません 云々・・』監督は葉書で即返事を下さり・・・で、何通も何通もなんつうも手紙のやりとりをしてくださった大島渚という芸術家。どうしても参加したかった。一般の席は無かったのに快く受け付けてくださった)行ったとき、小山明子さんが『大島も今頃は若松さんと酒を酌みかわしていると思います』とおっしゃっていた。お二人とも ビリケンにも来ていたかもしれない。瀧澤亜希子さん、ほんとうにありがとうございました!・・・・・・この駄文、ビリケンカフェに額に入れて飾ってある 渚ちゃんの言葉で締めくくります、渚ちゃんが生涯愛した詩人、明石海人の言葉で・・・・・・・・・。

明石海人は、赤いバイクを乗りこなすお洒落な詩人だったと聞く。だがハンセン氏病に苦しんだ詩人でもある らしい。

『深海に生きる魚族のように 自らが燃えなければ 何処にも光はない』・・・・・・曰く・・・・明石海人。

◆真っ暗闇の海の底で、おぼろげながらも自ら光を発してひっそりと息づいている深海魚。このイメージが長い間 僕の生きる力になってくれた。『自己を燈火とし 自己を拠りどころするがよい。他のものを拠りどころとしてはならない。真理は 自分の中に見つけるものだ。』◆・・・曰く・・・・・・・・大島渚

花田のメモより、付記⇒大島渚が生涯批判し続けたのは『被害者意識

』じゃないかなあ?と某映画監督が云っていたなあ。篠田正浩監督は渚ちゃんの亡くなった時、彼についてこう云った。大島渚=『烈々たる言葉、内には優しさ』

滝澤亜希子さん! 有難うございました!!!  hanada 拝

 

PS:むかああああし、選挙の広報のバイトをした時、実はボキの思いつきで、ジョン・レノンを使った。当時は著作権協会だったか音楽なんたら協会だったか たらいまわしにせれたあげくの返答超適当で、どうせ泡沫候補でしょ?大丈夫だよと云う。だからイマジンをイメージソングに、パワー・トゥ・ザ・ピープル、GODなど使った。候補者が宣車に上がる時の曲はブライアン・フェリーのレッツ・スティック・トゥギャザー。かっこいいっしょ?選挙でジョン・レノン使ったのは実は内田裕也さんよりワシが先なんだすっ。すぐに社会党が盗んだ。その恥知らずさ加減に激怒したものだ。。・・・そんとき候補者から聞いた裏話をふと思い出したので・・・・。ノーベル文学賞を取ったK氏は、ノーベル賞を推薦する委員を推薦する委員にまで金をばらまいた らしい。(真偽は不明)んで、某出版社に何百万も借金 踏み倒した らしい、最後は作家にあるまじき行為 選挙応援演説まで した?らしい???真偽はわからん。ふと 三島氏の 賞取り熱の 冷めた?理由にそれはなかったのかなあと 素人の勝手な憶測  ・・・。ついででしたッ。

★★★★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★★★★

◆重松清先生の作品の中でも朗読化には勇気が要った『よーそろ』◆

・・・・・・・・・皆様の好意に満ちたご感想を読むにつけ、やはり偉大な作家の力を感じずにはいられませんでした。拙い奴が朗読してもちゃんと伝わる。何故ならそこに『全て描かれているから』。小説内ではインチキなはずの関西弁。私はズルイので思いつきました。『墓の木を切刻む夢』の話を提供して下さった代田麻友さん(仮名)に、超ご多忙な中を縫って録音していただいた(「だんじり」で有名なかの地の言葉)大阪弁をメールで送って戴いたのです。涙が出ました。宝物です。ネイティブは音階が微妙過ぎて 聴いても不肖花田にはとても再現出来ず、ズルイ私はさらに頭を使いました。MP3録音機を複数使い、まず原音を、一言ずつ復唱し録音します。その後それをヘッドフォンで聴きながら、台詞(ムラさんの放浪記)を喋るのをさらに録音。要するにネイティブの人のたまらない絶妙な音階と、僕なりの心情の混じった台詞を自分の耳で無理やり結婚させた?のです。だから小説のインチキ関西弁という設定に、若干は近づけたかも、しれません。麻友さん!本当にありがとうございました。麻友さんのあの切り刻むビジョンが、旧友の不幸な予知夢を思い起させ、ポランスキーの『マクベス』を蘇らせた。その瞬間、音効は決定しました。増村保造監督の珍作?(三島由紀夫・原作の)映画『音楽』の、ヒロインの脚が巨大な鋏とオーバーラップするオープニングのあの画像と鋏の音、林光の実にいやらしい音楽。、・・・あの音 イタダキっ!と。

ポランスキーの『マクベス』の霧。まさにその映画のSE まあんまイタダキっ。この二種のリフレインでOK!一瞬にして決まりました。

麻友さんのおかげです。オマージュ、コラージュ、贋作、なの だらうか? どこか違う気がするんだけど? 

あっ!あと、『よーそろ』の後の曲『ボラーレ』。ジプシーキングとコラボしたんだよ、と松崎しげるさん。おまえの国さあ地震で大変だな松崎、日本語も入れようぜ、唄えや松崎、とメンバーに云われ松崎しげるさんが唄ったボラーレをTVで見たとき、やはり一瞬で決めた。

『よーそろ』のラストはこれしかない。♪もう二度とあんな夢は無いだろう…空高く僕が・・羽ばたく・・・・・眩しくて切なすぎる 人生…今悲しみを 吹き飛ばせ 夢人!! ぼーらーれっ! おおおう! 頑張ああれ、をおおおおおう! いまっ燃え上がれ!奇跡、起こすまでえ! もしも何もせずにこのまま終わるくらいなら、何かをして 失敗したほうがいい、虹の彼方 跳ねる 神さま !♪・・・・・と 臆面もなくCDとハモって今回『ビリケン夜話2015』無事 幕を閉じることが出来ました。皆様!本当にありがとうございました! そしていつまで続けられるかわかりませんが、『ビリケン夜話』、『サロン・ド・ビリケン』、これからもだうぞ 応援 よろしくお願いいたします。2015年12月吉日 花田 拝

★★★★★★『花田光のビリケン夜話・2015』 ★★★★★★                  ◆重松清・著 『よーそろ』 (「送り火」所収 文春文庫刊)朗読  & 花田の聴いた 現代民話 『墓の木を切り刻む夢』       企画協力・文藝春秋◆      ★★御来場・絶賛受付中★★上演時間・休憩15分含み、135分を予定しています。

★★★11月4日多忙の天才音楽家の家を訪ね、ちまちま集めた『音効』の音源を大切なコンピュータで編集していただいた。芸術家故に偏執狂的誠実さを持つその人は、四時間以上を割いて私の小さな表現に今回も協力して下さった。(昔 池田某とかいう画家?版画家が、フロッタージュという手法<←雑誌の写真をっテレピン油で擦ってコピーし写真以外のものにして版画表現に使う方法?>で版画作品を作っていた。僕はその芸術家には何も感じなかったが、たとえば他にも横尾忠則は、剽窃、贋作、的手法にこだわっているふしがある。最近ラジオで小田嶋隆氏(←超尊敬)が、芸術作品ないしは芸術的表現へのリスペクトや憬れ、感謝の気持ち等を現わすために行う『似た表現』をする、してしまうこと(←意識的&無意識的関わらず)に関して、オマージュ以外の数々の言葉を教えて下さったのだが馬鹿な私は覚える以前に忘れた。僕は、自分で拙く表現をそれなりに模索するうち、横尾さんのやっている手法のわけ、理由がぼんやりとだが見えかけてきたかも しれない。金も無く、狭い場所で、演れる手立て・・・を模索する中で、今回自分の小さなオリジナル作品に、何十年も前の、二つの映画作品から『音』を、リスペクトを込めて、繰り返し使わせていただいた。これは、例えば・・・フリッツ・ラングの『メトロポリス』を80年代に復活させた作品(フレディ・マーキュリー他の新たな楽曲を入れ、当時世界中から集めたフイルムを繋ぎ合わせ、そこに抽象的彩色を施した超変な作品。現在では有り得ない)があったが、あれは原作に以上に(近年ドイツで発見された原版のつまらなさと云ったら!!かつて芥川が『侏儒の言葉』で云ったやうに、古びたものがカビやら汚れやら様々な要因で味わいを増しかつてのモノでないモノに化けること)『美しいモノ』になり変わっている、というか あの物凄い映像に感動した芸術家たちが

それぞれにオマージュを捧げているのがありありと分かる。そうして結果的に傑作ができたこと、(現在DVDになっていない理由は想像できるが)ともちろん同格などと馬鹿げたことを云う気はさらさらありませんが、音の編集をして下さった若き天才音楽家のその人は、ほんの少しわかってくれた気配を感じました。コラージュ、オマージュ、オリジナルって何?アンディ・ウォ-ホルや誰だっけ?もっと以前にトイレを作品にした白人のひとなんかを思い起こすまでもなく、たぶんこれから概念は変わっていくんだろうねと思いつつ、今回、二つの映画作品の音をリフレインします。僕のオリジナル作品としては最高傑作な はず。NET版『文章な夜話』にもその傾向が出て来てますが、今回、講談か落語調になりそうです。& 内容的には ちと 怖いかも。だうぞご期待下さい!近くから来て下さる方も、本州以外から来て下さる方も、是非!楽しんでいっていただくために、不肖花田 素敵にするため目いっぱいあらゆることを試みて、本番に臨みます!乞う!ご期待!!! ウジェーヌ・アッジェとかいう人がパリの様々なモノ、風景やら、路地やら、おそらくはドアノブの類いまで、人間たちのいない時間に写真に撮りためて、それを絵描きたちが有難がったように、オリジナルって何?画って写真って何?的ことは考えますよねえ?あっ、メトロポリスのサントラからも二曲、あ!他も、あ!あ!あ!・・・あれ?・・・・使ってたわ。m(__)m(^^)/

 

★『サロン・ド・ビリケン・2015』★開催日決定!◆2015年11月28日16時開始・於『ビリケンカフェ』来たれ暇人(ひまびと)よっ!!!!◆この企画は、参加して下さる方々に、御本人が話したい佳い怪談(実話限定。怖いのもOK)不思議体験(第三者の体験可)などを自由に語っていただくものです。(花田はホストです。もちろん冒頭に花田の持ちネタ・スタンダードやります)★★昨年の実験第1回が妙に盛り上がり可能性を感じた 曰くカミさん。◆◆今回メインの話は格別!!!こんなおもろい回は今後おまへんでえ?!◆◆全国の好事家の諸兄弟姉妹さまがた!『超雛形フォークロアな話・ゆういち電力』アップいたしましたので、それを聴いて、ああ!これなら私もあるある!えっこんなんでいいの?って思う方がいらっしゃるはず。話しにいらして下さいませぬか?サロン・ド・ビリケンの真骨頂は、人の話を聴き、思い起こしてゆく連鎖反応に他ならないのです。この会では多少過激な話も受け入れませう、その中から、私は本気で、語り継ぎたいエピソードを見つけたい!不肖花田 人生の残る時間をこれに費やしたい!ご協力お願いいたします!

何か いい話があって、それを語る相手がいる限り 人生捨てたもんじゃない ・・・・・この言葉は 『海の上のピアニスト』という映画の ナレーションです。  

 

次はわたしの言葉です。

『人生の本質は「写真」的な記憶の中にある?』            

 

海外の日本人作家さんが僕と近い感覚なことをTVで話してらして

驚いた。

『記憶は ムービーでなく 写真や 絵画だ、わたしにはね?』。 

 

そこに 花田が付け加えるというか 云い換えるならば、

画の中にに時間は無いんです。

つまりは永遠です。

映像を動かし始めると 急に精彩を欠き 嘘になる。

焼きついた記憶は、実はきっと 一瞬で、永遠なんです。

だから我々は佳い記憶を残さねばならない。無駄に苦しむから。

(勿論忘れてならぬ苦しい記憶は有りましょう、子孫たちが気付くために。しかしそれはまた別のはなし)

 

『わたしはよく、過去や未来のことを考え 夢に浸る。そこには時間の無い岩山や 丘がある。そして生きていた人が全部居る』・・・・昔 古本屋で買ったアンドリュー・ワイエスの画集の冒頭にあった、画家自身の言葉 だと 思う。訳者不詳。&僕の記憶も書き違えられたかは…判らず。僕に面白いのは 過去にも未来にもみんな居る という画家の感覚です。

『おはなしは・・・・実は・・・ストーリーなんだろうか?』

僕には違う気がする。『おはなし』の最も重要なファクターは

『情景』だと思う。

ストーリーは解釈や理屈が紛れ込んでどお~もダメだ、僕はね?

だからミステリーにはまったく興味が無い。それを楽しめる たぶん『脳の部位』が僕には欠如しているのかもしれない。

映画なんかだと、ストーリーどうでもよい。その映画の全てが一枚のスチール写真(古うっ!)にあるものだ。だから名画は、ストーリーなんか忘れても記憶にある。つまり写真だからだ。

★そこ(←画) に 見る者がそれぞれに思い描くのは全く違う彼ら独自の『自らが思い描いた「一瞬の!ストーリー」』なのだと僕は感じてならない。

◆◆人が語るのを聴く時、われわれは実は話を聴いているのではない。話から『想像』しているのだ。だから語り手は常にシンプルでなくてはならない。「はなし」自体も シンプルであるに越したことはない。

だから詩が いちばんすごいのだが、文字や言葉という枷で その多くが失敗している気がしてならない。

語りの醍醐味は 僕にもきっと 死んでも分かるまい。

でも なぜか 『♪どおおおしてか ♪どおおおお~しても♪』(小沢昭一かい!?ちーーーーーーーんんんんん黙祷っ)

どーしても 民話体験に 秘密があるような気がして しかたがない。

またほぼ自動記述m(__)m       

 

           ♪ハナダモニカが欲しかったんだよお♪拝

 

初めてご覧になられる諸兄姉弟妹さま方にはさっpppppっぱり分らぬかもしれぬ花田光の恥ずかすいHPに やうこそっ。

★小生確信いたしました。現代民話が無限に生まれ続けていること、そして、それを『愛でよう』と思っていらっしゃる方々が、

私の勘通り かなりの数いらっしゃることを・・・・・・・。

感涙の極みです。一般的な怪談とは 誇り、矜持を持って

区別し、高らかな独立宣言を (わたくしではなく、珠玉のエピソードたちが宣言するのを)見る思いです。

かつて松谷みよこ先生が、『あったること』としての民話の収拾を膨大な数なさったやうに、柳田国男が『願わくは 之を語りて 平地人を戦慄せしめよ。』と騒いだやうに、今後も、

この松陰神社前ビリケンに語りに来ていただける方々が続いたら、

不肖花田、収集家冥利に尽きます。有難き幸せにござりまするm(__)m

浅草雑芸団・座長、上島敏昭さんご夫妻、同じく座員でらしてわたくしの所属事務所の先輩、若林正さん…そしてその奥方、N山さん、K池さん、メールで伝えて下さったK原さん、同じくメールで寄せて下さった元教え子さんの民俗学学究の徒、H井H美どん、また残ってお話を聞かせて下さったT代さん・・・・皆様ありがとうございます。録音を頼りに文章化(ただし許可をいただけたもののみです

◆これはプライベートな公演ですが 『ビリケン夜話・初の出張公演決定!』横浜は 服部さんの運営する≪シェアコミュニティ忍者ハウス≫のお披露目会に、花田夫婦参加いたします。2015年1月17日。一般の方は残念ながらお呼び出来ません。

何年か前この看板をご夫婦で作って下さった服部さんが  ≪シェアコミュニティ忍者ハウス≫オープンのお披露目に呼んで下さり、リクエストにお応えして重松清先生・作、新潮文庫「あの歌がきこえる」より『オクラホマ・ミキサー』(無事上演許可獲得!)&とっておきのエピソード、今は他界された服部さんのご主人にまつわるフォークロアーな話初公開!近く音声としてこのHPにアップします!

この話は現代民話の雛形です!

★2014年11月22日~23日『ビリケン夜話』第三弾~あの歌がきこえる~の感想ご意見、皆さん!覚えてらっしゃるうちに、このHPブログのコーナーにお願いいたします!(^^)/m(__)m

◆◆◆2014年11月22~23日のビリケン夜話は『絶望からの再生の物語たち』でした。わたくし花田自身、再生の夜話とないました。◆◆◆

2014年11月22~23日『ビリケン夜話』上演順⇒花田収集の現代民話「足袋で歩く人」⇒重松清・作≪あの歌がきこえる≫より

「オクラホマ・ミキサー」「スターティング/オーヴァー」


◆2014年11月22~23日『ビリケン夜話』◆タイトル                                 ~あの歌がきこえる~                         重松 清先生・作「あの歌がきこえる」新潮文庫より。。     ★『オクラホマ・ミキサー』と★『スターティング・オーヴァー』の  二作品  & ★花田収集の現代の民話 『足袋で歩く人』。   二日間で計四回公演でした。↓↓↓↓↓

①『足袋で歩く人』は、とても暗くて重い話でした。暗すぎて、それにふさわしい深い曲でオープニングとせずにはいられませんでした。やはり、外国の悲しい、しかし、物凄く美しい翻訳の曲を、『涙』という曲を選びました。

(お客様からの、あの歌がもう一度聴きたいとの声、物凄く嬉しゅうございます!)

私が(ヘッドホンでメトロノームの音を聴きながら)アカペラで唄ったものに、プロの音楽家(作曲家)の方(秘密です!凄い人なんです)が自らシンセサイザー(って今でも呼ぶんですか?まさかですよねっ。とにかく超最新のコンピューター楽器?)で演奏して下さいました。(彼の知らない曲をですよ?!聴いてその場で!すげえ!)

理想をタラタラ述べる僕に、彼は、

「じゃあ冒頭だけギター入れて、あとツーコーラスは花田さんの好きな間でアカペラでいきますか」と。

それから変化をつけるために半音上げて唄ってみたが、上がった感じが全く出ない!!なんでえ!!!??んで、

プロの作曲家のその若き天才は、

「じゃあ3度上げましょう!かっこよくなりますよ?3度上げると」とのご提案。

(そして最終的には、僕の要望で、録音した音階よりも全体で多分2~3度ぐらい高くなったのではないでしょうか?)

で、天才の演奏で!後半の3~4コーラスを演奏していただき

2トラック(最初の音階掴むためのギターのイントロのトラックと、3音上げた演奏の『カラオケ』)完成したのです!!!!なんて贅沢!!!!!

そしてさらに彼に頼み込み、氏の若き日のアルバムから僕の超お気に入りの曲を『足袋で歩く人』のラストに使わせて戴きました!

その『風の神が舞う曲』で、私はロウソクを吹き消すことを許されたのです。涙!(その天才は腰を悪くした音効さんが出来るようにと頼んだ花田に、全ての効果音、音楽を、1枚のCDにもして下さった。無償でですm(__)m!!!!一生の付き合いになるかもしれないね、とおっしゃって下さったと、氏の奥方からのメールで知り涙しました)

 

②『オクラホマ・ミキサー』は、重松先生の作品の中でも、何故か大好きな作品です。理由は分からずとも何故かどうしても演りたかった。最初ビリケン・オーナーに聞かせたら「なんでオッサンが中学生の話を!?」との幾分冷ややかな反応。「ええんじゃあ!『スターティング・オーヴァー』とワンセットで聴いてはじめて≪あの歌がきこえる≫を読みとおなるんじゃ!」と、主人公の「シュウ君」の代わりに僕の中の誰かが騒ぎました。・・・・・実は、この公演の2週間前、僕は生まれて初めての『同窓会』(高校の関東在住者のみの会)に出たのです。同学年は、中津高校・英語科のKさんと、中学の時の同級生

Mさんの二人しかいなかった。最初は誰だかさっぱりわからず。やがて少しづつ記憶が蘇ってきた・・・。僕は1週間後、Kさんに緊急の質問を電話でして助けられた。そして、お二人とも朗読ライヴに来て下さった。『オクラホマ・ミキサー』を僕が演るのを聴きながら涙が止まらなかったと、重松ファンの娘さんまで連れて来てくれたMさんが、・・・・・・後日ショートメールを送ってきた。

僕も涙が止まらなくなって線香を焚きO君に黙祷を捧げた。

僕は『オクラホマ・ミキサー』を読むたびに、小中と同じクラスになったことのあるO君を思い出していたのだ。

この物語の主役『うんこたれの馬場くん』、昔小中生だった頃、・・・

ともかく昔はああいう子がクラスに一人くらいはいたものだ、・・・僕にはそれがO君だった。

Mさんが何故涙が止まらなくなったかを、SMSショートメールで何通も送ってくれて、僕はおいおい泣いた。

O君は中学を卒業すると地元で就職し、知り合いに金100万円貸して、それが原因の傷害致死事件で、25歳の若さで亡くなっていたのだ。

彼は16歳から25歳まで貯めた100万円をおそらく騙し取られた上亡くなった!

Mさんは、子供を産みに里帰りしている時に回覧板にO君の通夜、葬儀の知らせがあったが、自分は妊娠中で出てあげなかったの!!と可哀相なことしちゃったの!!打ってきた。

100万円は『スターティグ・オーヴァー』のトンちゃんがシュウのおやっさんからだまし取った金額と同じだ。僕にとっては、ちょっとした、いやいやかなりなシンクロ二シティ・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・重松先生はこの作品の中の『馬場くん』をはじめ、どう考えても特別の愛情というか、もはや偏愛ともいうべきものを寄せているのではないかと思うほど、僕は、

この作家さんの、★あらゆるタイプの『弱者への眼差し』が好きだ。

そんじょそこらの単なる美文家にはけっして描けない何かを、

僕は重松先生のこういうところに強く感じる。

『望郷波止場』の登場人物たちもそういう人々だ。

③『スターティング・オーヴァー』のトンちゃんもそうだ。

だが彼は『弱者』ではない。いわゆる★『ダメなひと』だ。

こうした人にも作家は何か優しいというか『好きだよ?』とすら云う。

『ほらふきおじさん』や『気をつけ 礼』にも出て来るダメなひと

・・・・・・・・・僕は、自分がそういう人だからか、やはり彼らが出て来る作品を選んでしまう傾向があるかもしれない。

 

 今回実は上演1週間前にちょっとした事件が花田の身に降りかかり、

一時はもう上演不可能かと思いました。

しかし奇跡というものは起こるのですねえ。

神様はやはりいらっしゃると改めて確信いたしました。

あ、あと、不思議なことがありました。

23日の昼公演の時、

受け付けを頼んだ人が、2人分金額が多いことに気付き、

お客様に何度も確認してくれたのですが、結局不明のままでした。

あの昼公演、ひょっとしたら誰か向こう側の人たちがお二人、

ちゃんと料金を払って下さり、ご覧になって行かれた のかもしれない と花田勝手に思っています・・・・・・・・・・・・。

 

(その日は日本人初のハリウッド・スター早川雪洲先生の命日でした。照明をやって下さった大先輩の小藤康人さんと、松陰神社の墓参りに行ってから公演に臨みましたが

、まさかあのBIGなご夫妻ではないだろうと思います。

Mr.セッシューの墓守は、実は僕と、松陰神社商店街の古い花屋さんのおばあさんとほぼ二人だけなんです。

時々身内の方がいらして花瓶を置いて行かれたりしていますが。)

 

・・・・・・・・・・・・・・誰だろう?ひょっとしたら、・・・・何人か思い浮かべているのですがわかりません。O君と、お母様かも、しれないな とも、ふと思います。O君、天国で笑っていますように・・・・・・。

 

今回の作品

 

照明をお願いした

小藤康人さま

 

この文中記しました作曲家の

R.K氏

 

そしてアドバイザーとして、浅草雑芸団・座長

上島敏昭さま

 

そして同じく浅草雑芸団、また、私と同じ、大沢事務所の先輩俳優

若林正さま

 

そして、いつも音響をお願いしていますビリケン・フェ オーナー

花田由美子さま

 

そして、日ごとに、お客様なのに早く来ていただいて受け付けをしていただいた方々に。

 

そしてわたくし花田のためにお運び下さった多くのお客さまに

 

篤く篤くおんれい申し上げます。

 

嗚呼、大月先生!『神様が救ってくれたんだよ!あんた、いい仕事しなさいな。』愛の言葉生涯忘れません。

 

あと、あたふた真っ青になった僕から電話やメールを受けても、いやな顔ひとつせず(℡だったらわかんないにしろ)付き合って下さった何人かの人々さま、

 

ほんとうに、ありがとうございます。

 

        2014年 11月29日 未明記  花田光

↑↑↑★公演記念カクテル★について。花田が出まかせで『スターティング・オーヴァー』ご用意と云いましたが、そのカクテルは漫画の中にですが、実在しておりまいたっ。(ショ-ト・カクテル←グラスが無えええ!)ほんでもってかなり強いものと推察されたため、炭酸で割ったライト・スターティング・オーヴァーをお出ししましたが、T・Kさんがショート・カクテルグラスをプレゼントして下さいました。m(__)m次回からそのグラスの数だけはショート・カクテルお出し出来ます。T・Kさんありがとうございます!

▼▼去る2014年6月28日 『ビリケン夜話・第3弾≪岩波文庫・池内紀 訳 ヨーゼフ・ロート作「聖なる酔っぱらいの伝説」の 花田一人による朗読≫&≪実験っ!サロン・ド・ビリケン=それぞれに持ち寄って下さった現代の民話を語っていただく会≫』にいらして下さった奇特なお客様方!ありがたうございます!!!ブログの方に御感想 御意見 苦言恐縮ですm(__)m

★2014年6月28日実施のされた『ビリケン夜話・第3弾、ヨーゼフ・ロート作・池内紀 訳「聖なる酔っぱらいの伝説」の花田ひとりによる朗読&「実験っ現代民話サロン・ド・ビリケン(皆様が持ち寄る現代民話を聴く会)』!の記録です↓↓↓↓

◆◆◆形式は、きわめてシンプルなスタイル。

原初的原始的表現に則し、少しでもわかりやすく、花田が思ったままに、しかし、最低限の自ら知った情報には襟を正して、静かに語ろうかと思います。(音響は生かします)

★木戸銭は1000円。ただし、飲める方には飲んでいただきます。ワンドリンク500円。作中に出てくる『ペルノー』というヤバい酒もちゃんとご用意いたしました。

自宅近くの酒屋さんで聞きましたところ、彼なりのうんちくを聞かせてくれまして…。ううううむむむむう妖しい色っ、、、甘く危険なかほり?おほっ(^^)/

作品中のペルノー、まさにそのものを入手できました。

わたくし明日、某外画(吹き替え)の収録を控えつつ、ひと瓶購入したペルノー水割りでやってまあああす。ちょっち飲んでしまいまちたあああm(__)m妖しい酒やあああああ  んんぱっんんんんんぱあ、

これは是非!!ヨーゼフ・ロート君とその妻(精神を病みナチに焼かれた美女)同じくジューイッシュのフロイト君やマゾッホちゃん、ミュシャやらシャガールくん、(もっともおおおおおおとっ東の果ての日本からは超絶フジタくんも居たんだがや)、、、、、巴里が受け入れた有象無象の外国人たちに、乾杯ああああああああい♪♪

巴里にたむろした東方ヨーロッパの(特に)ユダヤ系の人々(フランスが世界で初めてユダヤ人に市民権を与えたと浅沼が貸してくれた本にあった)に思いを馳せ、飲める口の方は、是非!!!!

こいつをやりながら聴いていただくしかないでしょおお!

なんともチープ?妙な色、香り、あやしいいいいいいいいっ酒っ♪

◆◆『花田によるヨーゼフ・ロートの朗読&皆様が持ち寄る「現代の民話」を聴かせていただく会(ホストは花田が務めさせていただきます)』◆◆

 

参加してみたいという『ちょっち変人?』な方々!思いのほかたくさああああん。あへえっ

 

いつ潰れてもおかしくないビリケンカフェと、

演りたがるジジイのために集まってくれて、

ありがたうございます!!!!まだいつになるかは未知の

≪金子ざん氏の超絶大変な企画の前に!!!!≫やります。

というのも!花田は、朗読Liveを日常的に演りたいからです。いつクタバルかわからないし、もし聴きたいという奇特な方が少しでもいらっしゃるなら、それは、是非!演りたいと思いました。

まだ★実験前ですが、現代の民話を持っていらっしゃる方は、やはり私の勘通り 潜在人口 かなりいらっしゃる!!

『素晴らしいっ』……王様のレストランのセンゴクさん風に。

 

追伸:先日耳にしたのですが、若林在住の超年配のおば様曰く。かの、笠置シヅ子さま(この作品『聖なる酔っぱらいの伝説』のテーマ曲の歌手)は、売れる前、(って昭和何年のこと????!!!! )この若林に住んでいらしたそうです。さらに驚くなかれ!そのおば様、幼少の頃、売れて都心に引っ越してしまった笠置シヅ子の替わりにステージに立った「貧相な12歳くらいのガキ」に腹を立てようと、思ったらすい。しかし歌い出した瞬間、さっと空気が変わり、めっちゃ歌が素敵で超絶ビビったんやと!それが、あの「お嬢」、『美空ひばり』なんだってさ!若林に歴史有り?無断使用、笠置さんが許すに決まってるやないですかあ。そうかあ?

◆◆↓↓以下2014年5月3~5日に行われた『ビリケン夜話・   第2弾』の詳細情報です。ブログにも記載有ります。       だうぞご覧くださいませっ↓↓◆◆

◆『ビリケン夜話・第2弾』いらして下さった方々のご感想、演者も含めて、右の★花田のブログ★に残されています。⇒

★2014年5月3~5日★ビリケン夜話・第2弾★無事千秋楽を迎えることが出来ました。遥々お越し下さったお客様、多くの皆様のご協力の賜物で、感無量です。ありがとうございます。

★『聖なる酔っぱらいの伝説』★池内紀 訳 ヨーゼフ・ロート作≪岩波文庫≫をメインに 花田収集の現代の民話『黙礼』。 演出協力・浅沼一彦、  照明協力・阿部康子。

★今回は★広瀬有香(女優・声優・ナレーター)と ★大門修三(モデル・俳優・クラウン)の、三人で演りました。かなりアダルトな朗読Liveに仕上がりました♪

広瀬有香は週3~4日営業時間外の早朝稽古に、ビリケンに通ってくれた。楽日になり「もう終わってしまうのが寂しい」と云った。嬉しかった。彼女の夫は、公演が終わって何日かした明け方、眠る彼女が大きなはっきりとした声で、

『川岸には、ほぼ、どの国にもおなじみの光景がひらけるものだ』と語るのを耳にする(^^)/

忙しい大門修三がなんと早朝稽古に駆けつけてくれた日がある!泣きそうになった。浅沼一彦はものの30分でガラスのドアを暗幕で『闇』に、シャッターにさらに幕を垂らし昼公演用の『闇』をこしらえた。阿部康子がたったひとつの電球を足した時『パリの夜の光』が生まれた。

★自慢をひとつ!プロの有名なミュージシャンのリードボーカルの某女性が、『あの選曲は花田さんによるものか?』とビリケン・オーナーに聞いたそうです。そうだと答えると、『あたしゃかなり好きだ』と、おうせられたさうです。嬉ぴい花ぴい♪

★浅沼一彦氏★(ヨーゼフ・ロートをやるなら手伝えるかもしれない)というヨーゼフ・ロートに関しては一家言ある演出家が登場!物議を醸し、落雷を一発!フォーレは違うだろお!いやいやゲンズブールは有りなんだ!外国語でも音の成分がどうの?!ならば音の合間にしゃべりゃあどないやあ?おまけにビリケンオーナーのぎっくり腰で稽古時間拡大?アカデミックな浅沼演出に、変態花田悶絶反発!?美人女優、目が点・・・。しかし納得したところはバッチリ取り入れ。多忙を極める大人達がこうして参加して下さった今回のLiveは今後実現不可能!音効もゲージつ家!ほんまもんのプロのげーじつかが、翁の思いどうりに作ってくれまいた。(秘密の偉い人です。僕はファンなのです)感涙~るいイイるいるいるいるいいいい~♪ゆきさおり?

 そして爆弾、大門修三!軽妙洒脱な変態モデル。なにゆえか人生の哀切を醸す美男大男!君がいるからムスタキが唄えたにょっ、うれぴいはなぴい♪

★阿部康子氏★(浅沼氏のお声掛けに、アドバイザーとしてこれまたプロの照明家さんのアドバイスをいただけました。感謝、感謝、ただただ感謝です。m(__)m)

お客さまの中に、パリの光でした、と仰られた方がいたと聞きます。ありがとうございます。m(__)m

★於:ビリケンカフェ≪木戸銭・ワンドリンク付き・¥2500 ≫当日清算、でした。

☆アクセス・世田谷線・『松陰神社前』下車2分。松陰神社前商店街を、松陰神社に向かって歩き、『キュウズマート』(スーパー)の斜向かい、『さとう鍼灸治療院』の左隣りが、★ビリケンカフェ★です。

★2014年5月3~5日『ビリケン夜話・第2弾』オープニング概要(以下)↓↓↓↓

≪客入れの曲:笠置シヅ子『ラッパと娘』『地下鉄の切符切り(ゲンズブールの「リラの門の切符切り」の邦訳)』←歌手は名前は事情があり云えず)を繰り返し掛ける。≫

 

皆様ようこそいらっしゃいました。

花田光のビリケン夜話、第2弾です。 

本日は、ヨーゼフ・ロート作、池内紀(おさむ) 

岩波文庫の『聖なる酔っぱらいの伝説』をメインに 

わたくし花田の集めましたる 

現代の民話より『黙礼』という 

この場所でやるにふさわしいお話を前振りに 

お贈りします。                          

総時間およそ1時間25分です。  

 

まずはわたくしの現代民話の掌編『黙礼』を 5分ほど、 

続いて

イントロの歌から 

『聖なる酔っぱらいの伝説』に参ります。終演時間は 

だいたい

8時半時頃を 予定しております。

どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

 

 では、早速、『黙礼』を、読ませていただきます。

 

『あの世へ旅立つ人が、会いに来るというお話』

 

よく耳にします。

 

夢枕に立ったり、幽霊として現れたり。

 

ですが、会いに来る方が、

 

必ずしも肉親や血縁の方であるとは

 

限りません、

 

 

 

 今日は珍しく、わたし自身の体験をお話いたします。

 

誰かの旅立ちにあたり 

 

本人もしくは、その方に関わる幽霊さんたちが、

 

意外にも、そんなに近しくない人の前にも

 

ちゃんと現れることがあるという、お話です。

 

昨年の6月のことでした。

 

わたくし花田 この店のちょうどそのあたり

 

カウンターのその場所で、慣れないノートパソコンを使って

 

自分のホームページを作っていました。

 

ある、『パソコンの偉い人』の指示に従い、

 

ホームページの作り方の本を見ながら、

 

少しづつ

 

自力で作ろうとしていたんです。

 

時刻は、夜の8時頃だったでしょうか、

 

 

 

当時この店のドアは開け放しになっていました。

 

こういう状態でわたしは、

 

このあたりでキーボードをカチャカチャやっていたんです。

 

その時店の中には、わたしの他に三人のお客さんがいらして、カウンターの

 

そのあたりに、

 

お一人、奥のあのポスターの前にお二人、だったと

 

思います。

 

不如意なキーボード操作に勤しむわたしの背後に、

 

ひとの通る気配を感じました。

 

 

 

ああ誰かお客さんが来たなと思いました。

 

しばらくして店内に何も変化がないことに気づいたわたしは、

 

気のせいだったのだと思い、

 

またカチャカチャっやっていると、

 

今度はわたしの背後を、

 

人が出ていく気配がしました。店内を見ると、

 

お客さんの人数は同じです

 

、変だと思いつつもキーボードの作業を黙々と

 

続けていました。

 

そのうち、もう一度、人の入ってくる気配がしたんです。

 

しかも今度は二人です。

 

もちろん店内の人々の数も位置も変わってはいません。

 

 

 

そこでようやく、ああ久々だなあと、

 

思いまいた。おそらく幽霊さんねとわかりました。そしてその人たちが、けっこうな年配の女性でなにやらひそひそ話している風な感じがしたんです。誰を探しにきているのかなあ?

 

 とふと思いました

 

具体的に話が聞こえるわけではありませんが。

 

やがてその二人はその階段をのぼって出て行ったようでした。

 

それから、5分か~10分経った頃、

 

わたしは、この近所の、若林公園を、

 

自宅に向かって横切っている最中でした。

 

携帯に以前世話になった事務所のボスの訃報が届いたんです。

 

内海賢二という声優です。そしてさっきの人の気配の訳を知ったのです。

 

声優やナレーターの事務所に今もわたくし所属しております

 

 

 

私が食べられるようになったのは、内海さんの事務所に入って4年目を超えるくらいでした。

 

名高い声優の内海さんだからこそ

 

内海さんと、その息子さんを可愛がっていた大御所の

 

音響監督さんが、わたしに『おまえ面白い声してるな』と、

 

(この店にもウオーホルのポスターがありますが)

 

アニメのスーパーマンの役を振って下さったのでした。

 

そこからわたしはすこしづつ食べられるようになりました。

 

やはり内海さんは恩人なのです。

 

ですから、わたしはさっきの女性二人の気配が

 

内海さんの訃報を誰に伝えよう?と、

 

おそらく内海さんの先輩の女優さんたちが、

 

内海さんにゆかりのある人間を探して歩いていたのだと、

 

妙に確信できたのです。

 

わたしはさきほどの

 

年配の女性の会話は

 

次のような感じだったのだと勝手に思いました。

 

まずは最初の女性が一人で入ってきてわたしを見つけ、

 

もう一人の方を連れて来て云います。

 

『ねえねえこのおっさんじゃないの?』

 

『あらそお?こんなに太ってたあ?

 

ガリガリな人じゃなかった?』

 

『中年太りよお。絶対こいつよ?あたし会ったことあるもの。気配りの効かない役者でさあ、

 

でもね?こいつ、40で初めて主役もらって、よろこんでたわ。

 

わたしにさ、わたくし年老いたジュニアです、て挨拶してきてさ、

 

四十前から人生やり直そうってなんかいたいけなとこもあったのよ、

 

賢ちゃんがね

 

アイツ野球のルールも知らない、

 

三振してもバッターボックスに立ってやがったって苦笑いしてたわよ』(★解説:それくらいは私でも知っています、が、必死だったんでしょう)

 

『ばっかよねえ、どうする呼ぶう?』

 

『一応声掛けとくか?』

 

なんて会話をパソコンと格闘するわたしを見ながらしてらしたかもしれません。

 

大御所の内海さんとは、わたくし軽々しく会話などできませんでしたし、

 

敬遠していたんですが、

 

35歳で声優に仕事を転換し、新しい人生を始めたわたしは、

 

ナレーションやりたさに声優になったので、番組ナレーションをする内海さんの仕事場を何度か見学させていただきました。

 

内海さんの原稿には、文章の終わりに大きな○が書かれていました。

 

私のナレーション原稿にもそういう丸がたくさん書かれます。

 

この癖は死ぬまで続くでしょう。内海さん、

 

ありがとうございました。

 

わたしはやはりあなたの弟子たちの末席を汚す一人です。あなたのように

 

はつらつと現場に臨めるさわやかな奴ではありませんが、あなたの後を

 

歩いて行く者たちの、多くの者たちの わたしは、ひとりです。

 

これから、『広瀬優香』と、『大門修三』と三人で、朗読ライブをやります。

 

 

 

演出指導、アドバイス、指南 『浅沼一彦』

 

照明アドバイス 示唆 『阿部康子』・・・・

 

 

 

内海さん

 

苦笑いをしながらでいいです見てやってください。

 

 

 

(内海さんの遺影に 黙礼)

 

 

 

ではひとくさり歌詞を唸ってから、

 

 

 

岩波文庫

 

ヨーゼフ・ロート作、池内おさむ翻訳の

 

『聖なる酔っぱらいの「伝説』

 

 

 

朗読ライブ 始めます。

 

  

 

・・・(以下『異国の人』ムスタキ作詞・作曲?訳詩・忘れたっ!)

 

 

 ♪君の その髪 その口 その目よ! 手までが

異国の人♪ 

風に吹かれtて歩く その姿は まるで

 

ギリシャの牧人♪ 

 

 

♪人の家の庭を 荒らした その手は 硬く節くれ立ち♪

 

さすらう詩人に似て 君の口はいつも 乾き切っている♪

 

 

 ♪君の 心は… 酒でも 女でも それだけで満ち足りはしない♪

 

夏の陽射しと 苦しみに焼かれた!君の荒れた その肌♪

 

 

♪泥棒のように いつも飢えている 君の心は♪

 

もう…二度と 水の溢れぬ 森の 泉♪

 

 

  ♪君の その髪 その口 その目よ! 手までが

異国の人♪

 

 風に吹かれて歩く その姿は まるで

 

ギリシャの牧人♪

 

 

 

♪でも君は 僕の 王子 

 

忘れかけていた 昔の夢の中で

 

詩に汚された『さすらいの王子』それに似ている…探し続けた彼に…

 

♪青春の中で 夢の中で 探し続けていた………アイツに……♪ 

 

 

 

 

 

≪★★2014年5月3~5日ビリケンカフェで上演された初演には、この唄の間、俳優でモデルの 大門修三が コミカルに、哀愁漂う『酔ってさすらう向こう側の住人』をクラウンとして美事に体現してくれた!圧巻!彼は超多忙な中この作品に関わってくれた。われらが大門修三は、他の様々な役と共に、主人公アンドレアスを看取ることになる★『野人ヴォイテク』を、今は亡きトンデモ俳優『又野誠治』へのオマージュとして素晴らしく演じてくれた。(この怪優『又野』への僕からのオマージュは、このインターネット上の海に難破船のやうに漂っている、『フォークロアーな話(ちょっといい現代の民話)を集める好事家 花田光のブログ』の最後の記事『生まれ、他界した 全ての俳優志望者たちへのオマージュ①~⑤』で、熱く語っています。物好きな諸兄姉はそちらも参照下さい。この初演をご覧になった方はご承知の通り、美しき広瀬有香の七変化が観客の皆様を魅了したことも忘れられない。あなたの演じて下さったカロリーヌの台詞『払いはアタシなんだよ!』には、毎回客席もわたしもドキリとさせられたものです。素晴らしかったっ広瀬有香さん!)★★≫

 

この唄ののち、花田の合図でフォーレ、ピアノ五重奏1番2番、1982~3年の録音、指揮者やら輸入盤やし、さっぱり誰やかわからんが超お気に入りのCD、の 6トラック目が掛かる♪

花田が朗読開始、

『1934年の ある春の宵のこと、かなりの年配の紳士が、セーヌ川に掛かる橋の、ひとつの石段を下りて行った…』

石段に見立てた、開いたままのビリケンカフェの店のドア入り口の階段を、コツコツと音を立てながら、広瀬演じる身なりのいい紳士が下りて来ながら

広瀬:『川岸には ほぼどの国にも同じ光景がひらけるものだ』

花田:『あらためて思い出していただこう』

広瀬:『巴里の宿無しが寝ている』

花田:『より正確には 野営をしている』・・・・・・

 

≪上演中フォーレ、ゲンズブールはじめ様々な超絶アーティスト使い放題っ。めっ!めっ!!めっ!!!!場末のマイナーやからいいやん!!あかんあかん!

特にテーマ曲と云うべき笠置シヅ子『ラッパと娘』は、NHKラジオ深夜便で偶然録音。超絶気に入り、それから時を経ずして、そのリリースの年が、ヨーゼフ・ロート頓死の年と同じだったため即使用決定。

もうひとつの最重要曲『リラの門の切符切り』は、

昨年見た映画『ゲンズブールと女たち』で、はじめて彼の作詞・楽曲だったことを知り・・涙涙・・・。

その昔友人から借りたカセットテープからコピーした、

ものすごい暗いCRY!深い声をした某歌手の『地下鉄の切符切り』を

繰り返し聴かせ、観客に刷り込むことにした。

その他プロコルハルムをずたずたにしたり、

長谷川きよし(マイ・モースト・フェイばりっとアーチスト)の某曲のフランス語歌詞部分のみ使用したり、BGMやりたい放題。このアプローチは、実は、・・・・・・・・どうやったらこの伝えにくいこの作品の感動を伝えられるか考えあぐねたあげく、演劇集団円の研究生だった当時、井上ひさしの『天保十二年の性くすピア』というめちゃくちゃ破たんした名作(迷作)の歌の部分を、全部切り落とし、全編サザンの曲をBGMにして演出した森泉某という放送作家みたいなひとがいて、それが、小生にとってはあの作品(天保十二年・・・)の唯一の成功例と思えてならない記憶に由来する?蜷川さんよりも、花園神社でやった椿組よりも超絶シンプルで分かりやすかった。・・・・・・・その記憶から、曲の多用を強行してしまいました。

 

(これは私の勝手な希望ですが、この物語、わたくしひとりでやってもいいかと思っています。もちろん観客がいらっしゃればの話ですが。たとえ数人だとしても。

料金は廉価1000円でいきましょうか?

ただし呑みながら聴いていただきましょう。

飲み代は、いただきますよ?

もしご希望の奇特な方がいらっしゃればの話です。

退屈しないやうに、岩波文庫『聖なる酔っぱらいの伝説』読んで来ていただいた方、そして話が気に入った方、にしたら平和かもしれません)

★★★そして、終了後、とっておきの現代の民話を聴かせていただけた日にゃ、云うことありませんなあ。また酔って打ってます。

 

                                 花ドレ安太る拝っ
 

 

12月21日ビリケン夜話Vol.1月11日・25日のVol.も満員御礼。誠にありがとうございました!

 以下は、2013年12月と2014年1月に分けて上演した、

≪花田光のビリケン夜話・処女公演≫重松清先生・作『望郷波止場・角川文庫「みぞれ」所収』&花田・作『声を聴いた話』の、

お客さまの感想です。

ご感想、忌憚ないご意見、アドバイスなど、さまざまに下さり、皆様 ありがとうございます。

 

喜んで帰っていただけることが、何よりの励みになります。本当に嬉しゅうございます。

 

終演後の酒の味が物語ります。

 

私自身が物語った後、生きている人も向こう側の人も残って、何かを語ってくれているのは、素晴らしい の一言です。

 

ありがとうございます。ほんとうに 生きている人 生きていた人が全部居る時間 を 大切に つくってゆきます。

 

みなさんが無意識に手伝ってつくって下さるのを、強烈に感じ、幸せです。

 

『パフォーマー側も、受け手側も、実は同じ』なのだという私の仮説は、この狭い空間で、より真実味を増し、驚きます。

 

今後、より佳きものをお届けするため、精進させていただきます。朗読という形態がいかに 実のところ奇妙で原初的でかつ新鮮なのは 何故か? おそらく読み手も半分は鑑賞しているところ、が、キモのひとつではあるでしょう。・・・・・

 

 

 

(その昔『ファニーとアレクサんデル』とかいうクソ長い映画で、女優(確か役の上でも?)が朗読している短いシーンの超印象 っあれだけで これ 始めた感も無きにもあらず かもです。深層心理はともだちっ(^^)/啓示ってやつ?それも自己決定で啓示になったわけです。あれから25年・・・・ぱふっ) 

 

 

 

・・・・・・ということは 来ていただけたらおそらく言葉にはできないまでも分かると思います。それほどシンプルで古新しいことを今のところ 出来ていますね。全ては、急遽お願いしたのに、快く演出を承諾して下さった大先輩俳優のWさん、また超ベテランのダンサー兼マッサアージャー兼、照明家のKさん、音響手ずからやってくださるビリケンオーナーのおかげです。感謝!

 

 

 

新作も、朗読小説候補絞り込み中!現代の民話・第二作も練っております。花田の地味いいいな、小ライフワーク、皆さん今後も応援よろしくお願い申し上げます!

 

★★★下は、12月7日にご来場下さった方よりのメールです。↓↓↓

 

本日はお疲れ様でした!

 

とても楽しく、感動しました。

 

笑いあり、涙あり、毒があり

 

陽気なようで影がある。哀愁漂う今回の作品は、私のツボです!

 

先生の語りは、最初に聞いたときよりももっと生々しく自然で、

 

人物が「話している」感じがしました。

 

 

 

朗読は、聴き方が人それぞれで、楽しみ方が自由なところが魅力だと思います。

 

私は先生をガン見していましたが、人によっては目を閉じて、

 

頷きながら聴いていたり、耳だけ先生の方に傾けて、微笑みながら聴いていたり。

 

店内を歩く演出も、外に出たり、場所を変えたり、

 

意味があって、向きを変えることにより聞こえ方が変わったり、

 

とても立体的で臨場感がありました。

 

とても濃い1時間を過ごすことができ、充実した気持ちです。

 

語りには人を感動させる力があると、再確認できました。

 

 

 

次回もぜひ見に行かせてください。

 

旦那さんも、もっと先生とお話したかったと言っています。

 

ゆっくり深い話をしたいそうです。

 

創作意欲が刺激されたようです。

 

長くなってしまってすみません。

 

本日は本当に素敵な時間をありがとうございました。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

↑(実際の長さは、触りの『声を聴いた話』と、この重松作品の作家自身による解説、を含めて、80分くらいでした。

 

旦那さん、とは、若き某 芸術家であられ、僕は彼のファンです。将来が楽しみです。

 

このメールを下さったのは、私の昔の教え子さんで、声優ナレーターとして活躍されている女性です。

 

熱いメッセージありがとうございます。(-)m(__)m

 

                  花田 拝)

 

Tさん、記念ボトルどうもありがとうございます!

 

会場:ビリケンカフェ